【NETFLIX】『スリングショット』好きなことをして生きる魅力、天才発明家「ディーン・ケーメン」から学ぶ人生の教訓

ディーン・ケイメン

ディーン・ケーメンという人物をご存じでしょうか。

セグウェイを開発した人と言えば分かるかもしれません。
今世紀最後の発明家とも呼ばれ、彼にとって発明とは「こういうものが世の中にはなくてはならない」という善意が原動力になっています。
彼は発明家であること以前に、人間として素晴らしい思想を持ち、そして行動し、我々が見習うべき素晴らしい生き方をしています。
この素晴らしき人物、発明家、ディーン・ケーメンを知ってもらいたく記事を書いてみました。
本当はドキュメンタリー映画『スリングショット』を見るまで、彼のことを知らなかった件は黙認してもらいたい。

映画『スリングショット』について

天才発明家、ディーン・ケーメンを追ったドキュメンタリー映画。
彼がどのような生き方をしているのかを映像化した典型的なドキュメンタリー映画になっています。
タイトルの「スリングショット」とは、どんな水も飲料可能なものに浄化する浄水器のこと。
ケーメンはこの「スリングショット」があれば人類の病気の半数は減らせると考えています。
開発の成功から、それをどのように世に広げていくのかをしっかり見せてくれるので、ビジネスの世界を覗き見ることもできます。

ディーン・ケーメンとはどんな人物か

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1951年生まれ/アメリカ合衆国の発明家、起業家。
輸液ポンプAutoSyringeや電動車椅子iBOT、セグウェイなどの発明で有名。
ロボット競技会を運営する「FIRST」の創設者。
2000年 アメリカ国家技術賞、2006年 世界人道活動賞、2015年 エンゲルバーガー賞、などを受賞。

ディーン・ケーメンが発明してきてもの

● 電動車椅子アイボット

Outrageous
車椅子が体と同じように動き、デコボコ道を無理なく走れ、階段の昇降も可能にした電動車椅子。
人と話すときは後輪が立ち上がり、同じ目線で話すことができるようにもしました。
車道から歩道に乗り上げられずに苦労している車椅子の障害者を見かけ、開発に取り掛かったようです。
米食品医薬品局(FDA)からも認可されているれっきとした商品。

● ポータブル人工透析装置

洗濯機ほどのサイズだった人工透析装置をポータブル・サイズにまで縮小することに成功。
病院のベッドに何時間も縛られていた患者が、この開発によって外出できるようになりました。

●輸液ポンプAutoSyringe (オートシリンゲ )

携帯可能な人工透析機(インスリンポンプ)を開発し、薬品を一定量ずつ投与できることができるように。

● 電子義手

Dean Kamen at TEDMED2011
装着者の意志によって動かせる筋電義手のこと。
コインなどの小さなものをつかむ、卵を割る、ジッパーを閉めるといった複雑な動きを実現できるようです。
 
正確には彼の会社で開発された発明品です。

● セグウェイ

Segways
アクセルやブレーキ操作なしに重心移動によってその動きを制御する電動立ち乗り二輪車。
海外では警察や民間警備会社などで導入されています。
また、現在のスポーツ・映画業界ではカメラマンの必需ツールでもあります。

Mounted Security

Segway Camera Crew

● 浄水システム「スリングショット 」

汚水を気化させ、汚物と蒸留水と分けるというしくみの「スリングショット」。
この浄水器が普及すれば、水の飲めなかった地域でも、コカコーラが飲めるようになるという素晴らしい装置です。
 
人類の水不足解消に最も近い発明品と言われてもいます。
大事なのは『どこでも使える』ということ。
 
電源の取れない貧困な地域でも使えるよう、この問題には慎重に取り掛かっている様子を映画『スリングショット』の中で伺うことが出来ます。
この他にも、ケーメンが保有しているパテント(特許)は約400件。
 
これら開発してきたものを見てみると、いかに世のための発明をしてきたかがよく分かりますね。

子供たちのロボット科学コンペ「ファースト(first)」を設立

ケーメンは全米の子供たちが出場するロボット科学のコンペティションを開催すべく、非営利団体「ファースト(first)」を設立しました。参加する生徒は総計100万人。
いわゆる「ロボットコンテスト」ですね。
若者がロボット技術に夢中になり、テクノロジーの進化を背負っていく彼らにとって登竜門と言える道になっているようです。
「科学者がセレブになるような社会を作りたい」を25年前に創設されました。
ケーメンはこんな所でも、アメリカのテクノロジーの底上げに一役買っています。

もちろんお金は持っている

ケーメンは2機のヘリコプターを所有していて、自ら操縦し出勤しています。庭には19世紀の蒸気エンジンが置かれています。

「好きなことをして生きる」ということ

ケーメンは「発明と結婚した」と公言している通り結婚はしていません。
でも未来の子供達の役には立ちたい。人生は一度しかなく、発明にはあまりにも多くの時間を要するが、やれることを一つ一つ楽しんでやる。
彼にとって発明は人生の全て。
「こういうものが世の中にはなくてはならない」この思いが彼の発明の原動力になっています。
映画「スリングショット」では彼の人生から、『続けること、信念を持つこと』の大切さを体感できる素晴らしい映画だと思います。
ディーン・ケーメンの起業について書かれた数少ない本です。 
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