【第3弾】トラベラーズノートのリフィルを自作!裁断機を使ってよりキレイに作ってみました

トラベラーズノートのリフィルを再び自作しました。

これまでは地道に手作業でやっていたんですが、今回は裁断機を使って作ったので、その過程などを紹介したいと思います。

裁断機を使うことで「キレイ、正確に、スピーディに」と、今までとは比べ物にならないリフィルが作れたと思います。

これがあると本当に便利。

 

前回までの記事がこちら

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トラベラーズノート-リフィル

 

で、裁断機?高いんじゃないの?

って思うかもしれませんが、私が使っている「カール 裁断機」は2,000円以下と高価なものではありません。

 

裁断機は様々な種類・価格で販売されていますが、この商品は最低限の機能があるだけの裁断機です。

サイズはA4まで、枚数は10枚までと制限があります。

これ以上のサイズや分厚いものを裁断したいときは、こちらの裁断機を選ぶと良いと思います。(その代わりお値段がグッと上がります)

 

では、そんな安い裁断機を使ってフィルを自作する方法を順に紹介したいと思います。

裁断機を使ってリフィルを作る

トラベラーズノートは3冊所有していますが、今回は一番左の通常サイズ版(東京駅限定プロダクト)のリフィルを自作してみます。まだ使用しておらずほぼ新品状態ですが、リフィルを大量に作ることでこれからガンガン使っていこうと思ってます。

このトラベラーズノートをゲットする方法は以下の記事を参考にしてみてください。

MACHOLOG

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【準備】自作リフィルに使った機材と材料

今までの制作方法と大きく違うのは裁断機を使ったという点。裁断機は紙をスパンッとキレイにカットすることができるので、本物の製品に近いリフィルができるんじゃないかなと期待できます。

 

また、普通のノート紙ではなくクラフト紙を使うことにしました。

クラフト紙はトラベラーズノートに似合うじゃん

という理由で。特に深い意味はありません。

 

ただし、A4サイズのクラフト紙を使うにのはちゃんと理由があります。

トラベラーズノートの縦の長さはA5サイズなので、A4サイズのクラフト紙を半分に折ってしまえばそのまま使えるからです。

A4の半分はA5、A5の半分はA6、B5の半分はB6。ってのが基本。

ちなみにパスポートサイズはB7なので、B6サイズのノートを半分に折れば縦幅がキレイに揃います。

 

では作業のほうへ。

 

【作業①】厚紙とノート紙を用意

ノートカバーとして使う厚紙は1枚、クラフト紙は9枚使用します。

最終的には半分に折りたたむので、裏表面合わせて全36ページの小冊子ノートができるという計算になります。

 

まずは厚紙を折りたたんで中央線を残します。

 

折り目をつけた厚紙とクラフト紙をキレイに重ねてクリップで留めます。

ここがいい加減になると全部ズレてしまうので慎重に作業します。

 

次に、「ホッチくる」という90度回転するホッチキスを使って、厚紙とクラフト紙を固定します。

 

【作業②】ホッチくるでノート紙を留める

これが90度回転する「ホッチくる」。超絶便利なホッチキス。

普通のホッチキスでは長さが足りずに横からクリップすることが出来ないですが、ホッチくるを使えば以下のような角度からパチンと縦に留めることができます。

 

こんな感じで厚紙とクラフト紙をしっかり固定しました。2箇所留めるだけで十分です。

ホッチキスのサイズが大きくて頑丈なものだともっとカッコいいと思うんですけどね。まぁしょうがない。

 

この時点ですでにノートになっています。

 

ただし、ノートを折り曲げるとこのようにクラフト紙が不揃いになっています。

これは紙を重ねて折り曲げているので長さに誤差が出てしまうためです。

このような不揃いな断面は裁断機でキレイにカットすることができます。

 

【作業③】いよいよ裁断機の登場!ペーパーをカット!

裁断機の使い方は簡単で、手持ちの部分を押し込んでスライドすることで紙をカットすることができます。

とても安全にカットできるし、決して危険なものではありません。

 

ノートを裁断する前に、トラベラーズノートのリフィルと同幅にカットできるよう、位置合わせをして軽くマーキングしておきます。まさにこれぞ手作業!て感じですね。

 

マーキングした位置に合わせて裁断機にセットします。

 

そして裁断機を使ってスパンとカットします。

 

カッターを2~3往復すれば全てのクラフト紙を裁断することができます。ホント一瞬で終わるって感じ。

 

これで見事に断面がキレイにカットできました!

本物(上)と重ねてみても遜色ない仕上がりだと思います。

 

そして次々と大量生産して出来上がったリフィルがこちら。作りすぎ。業者か。

 

ということで作業工程は以上で終わり。

 

クリップを留める作業や位置合わせはちょっと面倒だけど、裁断機でカットしていくのはかなり快感な作業です。

 

完成したトラベラーズノートの自作リフィル

自作したリフィルを書斎棚に並べてみましたが、なかなかいい感じにできたと思います。

一冊36ページなので、本物の製品(64ページ)の半分程度ですが、一冊を使い終えて次々と新しいリフィルを使うのが好きなので、このほうが自分のスタイルに合ってるんですよね。

金銭的にも実用性としてもリフィルを自作することは楽しめているので、今後もどんどん増えていくんだろうなと。いずれとんでもない量になるでしょう・・・。

 

さいごに

今回はクラフト紙で制作しましたが、茶色い紙は雰囲気がトラベラーズノートによく似合いますね。

日常のメモからアイディア出しまで常にそばに置いているトラベラーズノート。

愛着を沸かせる1つの手段として自作リフィルはおすすめ。

カスタマイザーの方はぜひトライしてみてください!

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