テプラだけじゃない!スマホで手軽に作れるラベルライターを徹底比較!

ラベルライターと言えば「テプラ」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、そもそもテプラとはキングジムの商品名です。
ですので一般的には“ラベルライター”と呼びます。
実はラベルライターはテプラ以外にも様々なシリーズがあり、有名なのはキングジム/カシオ/ブラザーの3社の商品でしょう。

 

今までのラベルライターは小さな液晶モニターを見ながらキーボードで作るのが普通でしたが、今ではスマホで簡単に作れるタイプが主流になっています。

通勤電車の中でも、ちょっとした休憩時間もアプリを使ってラベルデザインを作っておけるのが魅力ですね。ただ、それぞれ商品に異なる特徴があるので選ぶのが難しいところ・・・。

そこでこの記事ではスマホで作れる人気ラベルライター3商品を比較してみようと思います!

ラベルライター選びでお困りの方はぜひ参考にしてみてください!

▼今回比較するのはこちらの人気3機種です

  • キングジム テプラLite LR30
  • ブラザー P-touch CUBE
  • カシオ ネームランド イーマ

 

選び方のポイント

まずはスマホ操作できるラベルライターの選び方で“重要なポイント”を抑えておきます。

大きさ・重さ

スマホ対応のラベルライターは、キーボードがないのでコンパクトに設計されているものばかり。

手のひらサイズが基本ですが微妙にサイズ感が違うので、全部がコンパクトとは言い切れないところがあります。

また重さも132〜425gと商品によって差があり、乾電池を入れる数も異なるので選ぶ時は気にしたい点です。

バッテリーの種類

本体の電源は「乾電池、バッテリー、ACアダプター」などがありますが、スマホ対応ラベルライターのほとんどは「乾電池式」で単3電池、単4電池を使ったものが主流です。

使用本数も4〜6本とそれなりに使うので、簡単に電池切れを起こすことないというメリットもあります。

ACアダプターを接続できるタイプもあり、給電できれば大量印刷時でも電池切れを起こす心配がないのが安心点ですね。

交換テープの価格

本体価格よりも費用に大きく影響するのが交換テープ(専用カートリッジ)の費用。商品によって価格が大きく違うのであらかじめ相場を知っておきましょう。

純正品だと高すぎるという場合は、他社製の互換テープを使うのもありですね。

互換テープは約半額で手に入れられるので、大量に使う方は検討しても良いと思います。

アプリの使いやすさ

スマホ対応のラベルライターで最も重要になるので「アプリの使いやすさ」ですね。

どのメーカーも簡単で使いやいアプリですが、好みや作りたいイメージのラベルかどうかはアプリ次第です。

使用できるフォントなども予めチェックしておくとベターです。(素人が見ればどれも同じですが)

アプリは無料でダウンロードできるので、こだわりのある方や余裕のある方は購入前に試してみると良いと思います。

 

ということで、スマホ対応の人気ラベルライターをピックアップしながら特徴を解説します。

意外と安い!手軽に使える1万円以下のスマホ対応ラベルライター

1.キングジム テプラLite LR30

キングジム(Kingjim)
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テプラシリーズ初のスマホ専用機が「テプラLite LR30」です。

スマホとBluetooth接続して専用アプリ「TEPRA Lite」からラベルを編集し、ワンクリックでラベルが出てくるという手軽さが魅力です。

最も軽量コンパクトサイズで、手のひらに乗せても有り余るほどの小ささ。

乾電池式で単4電池×4本ともっとも少ない電力で動かせるのもポイントのひとつです。

また専用テープが豊富で様々な色や柄のラベルを楽しめるし、それぞれ200円台で買えるという低価格さも人気の理由です。

テープ幅は11、13、 15mmの3種類となっているので、極細テープが使えないのが唯一のデメリットですが、手軽さで言えば最もおすすめできるラベルライターです。

TEPRA Lite

TEPRA Lite

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▼テプラLite LR30について詳しく知りたい方は、コチラのレビュー記事にて紹介しています。

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2.ブラザー P-touch CUBE [PT-P300BT]

ブラザーから登場した「P-touch CUBE」もテプラに匹敵するほどの人気商品。

注目すべきは「テプラLite LR30」のライバル商品となる「PT-P300BT」と、さらに上位クラスの「PT-P710BT」の2種類が展開されていること。

「PT-P300BT」と「PT-P710BT」の大きな違いは乾電池式かバッテリー式 が大きな違いです。

上位機種の「PT-P710BT」は、バッテリー搭載以外にも、自動カット機能/スマホ・PC対応/幅広24mmテープ対応など、より高度に使える仕様になっています。

ただし、PCで作成する場合は専用ソフト「P-touch Editor」(Win/Mac対応)のインストールが必要で本体とPCはUSB接続になります。

“スマホで手軽に使う” ことを重視すれば「PT-P300BT」で十分ですが、本格的に使いたい人に上位機種は最適です。

 

P-touch CUBEは専用テープが高いのがネックになりますが、他社製の互換テープも販売されているので安心。

専用アプリ「P-touch Design&Print」のデザイン性の良さも高く評価されています。

コンパクトさ手軽さでも「テプラLite LR30」には敵わないませんが、P-touch CUBE本体のデザイン性とアプリが気に入れば購入の決め手になるか思います。

アプリは無料なので購入前に試しておくのがおすすめです。

Brother P-touch Design&Print

Brother P-touch Design&Print

Brother Industries, LTD.無料posted withアプリーチ

 

3.カシオ ネームランド イーマ

カシオの「ネームランド i-ma」は第28回 日本文具大賞で機能部門の優秀賞に選ばれた商品です。

単3電池✕6本に加え、ACアダプターにも対応した2WAY電源の仕様になっているのが特徴です。

これによるメリットはひとつ。普段はコードレスで使って、大量に印刷したいときはACアダプターから給電して電池の消耗を防ぐことができるという点ですね。
使用できるテープ幅は 3.5、6、9、12、18mmと豊富ですが、専用テープの価格がやや高め。ただし低価格の互換テープもあるので大量に使う方は検討したいところです。
また専用アプリ「LABEL DESIGN MAKER i-ma」がシンプルなので、複雑なスマホ操作が苦手な方でも簡単にラベル作りをしたいならおすすめです。
フォント数が少ないのがネックですが、“同じようなラベルをまとめて作る”という作業がとてもラクだと思います。

LABEL DESIGN MAKER i-ma

LABEL DESIGN MAKER i-ma

CASIO COMPUTER CO., LTD.無料posted withアプリーチ

 

スマホ対応ラベルライターを比較してみた

ここまで紹介したラベルライターで重要になるポイントを一覧で比較してみました。

テプラLite LR30ブラザー P-touch CUBEカシオ ネームランド i-ma
価格(税抜)6,800円6,600円5,640円
本体色ブルー/ホワイトホワイトホワイト
サイズ
幅×奥行×高さ(mm)
71×46×76115×61×11557×154×137.5
重さ132g380g425g
電源単4電池×4本(別売)ACアダプター(別売)
単4電池×4本(別売)
ACアダプター(付属)
単3電池×6本(別売)
対応テープ11/13/15mm3.5/6/9/12mm3.5/6/9/12/18mm
最大印字幅0.9mm0.9mm12mm
交換テープAmazon参考価格Amazon参考価格

互換テープ

Amazon参考価格

互換テープ

 

最後にそれぞれの特徴、メリット・デメリットをまとめておきます。

テプラLite LR30

評価: 4.5コンパクトさは圧倒的!保管しても場所を取らないサイズ感はとても便利です。

専用テープは4mと他社に比べると短いが、200円台で買える安さは本当に魅力的。つい何本も買ってしまうかも。笑

デメリットがあるとすれば、対応テープ幅が11mm〜になるので極細テープが使えないという点ですね。子供の名前付けテープとしては利便性が悪そうです。

ブラザー P-touch CUBE
評価: 4.0テプラLite LR30と同じ評価にしたいところですが、サイズがグッと大きく重たくなることや、ACアダプターが別売りである点は高い評価を付けれません。
ただ、デザイン性の高いラベルをアプリで作れるので、お洒落さを重要視するならP-touch CUBEが良いのかなと思います。
対応テープ幅も3.5mm〜12mmまであるので、ほとんどのラベルライティングに対応できています。
カシオ ネームランド i-ma
評価: 3.5上記の2機種とは異なる形状のネームランド i-maは、実際に手に取ってみると決してコンパクトとは言えないサイズなのが残念なところです。
ただしACアダプターが付属しているので、電池を気にせずに大量印刷できるのがメリットです。
統一感のあるシンプルなラベルライティングをまとめて印刷したい方にはおすすめです。
以上です。
スマホで作れるラベルライターをお探しの方にとって参考になりましたでしょうか。
本体のデザインだけでなく、使う用途によっては欲しい商品が変わった方もいたのではないかと思います。
本記事が参考になれば光栄です。