収納ボックス「Fellows」「コクヨ」「キングジム」を比較してみた!

段ボールタイプの収納ボックスが使いやすくて愛用しています。とても頑丈でハサミやテープを使わずに必要な時に組み立てられるし、不要な時はたたんで保管できるので便利なんですよね。

そんな収納ボックスは同じものを揃えて使いたいのでFellows(フェローズ)で統一していましたが、他にもいい感じの収納ボックス見つけてしまったので購入してみました。

これらはデザイン性のある収納ボックスとして人気商品の3つですが、実際に使ってみた感想を中心に比較レビューをしてみたいと思います。

収納ボックスを検討している方は参考にしてみてください!

 

Fellows、コクヨ、キングジムの収納ボックスを比較!

どれもフタが付いているタイプで外見だと同じように見えますが、それぞれ個性があって面白いので順に見ていきたいと思います。

 

Fellows(フェローズ)「703 バンカーズボックス A4サイズ」

アメリカのフェローズ社が1917年から約100年間も生産しているバンカーズボックスは、世界中で販売されているロングセラー商品。「段ボールタイプの収納ボックスとい言えばコレ!」といっても過言ではない定番アイテムです。

 製品の特徴

  • フタ付きでホコリから中身を守る
  • 頑丈で耐荷重は30kg
  • 最大5段まで積み重ね可能
  • 3枚セット販売でコスパがいい

 

組み立ては工具を一切使わずに簡単に作ることができます。慣れると10秒くらいで作れるんじゃないかと思います。

ボックスの底面も2枚重ねの平面底になっているので、持ち運んでいる時に中身が落ちてしまう事故なども考えられません。

とにかく頑丈でしっかりしているのが703バンカーズボックスの特徴だと言えます。

 使ってみた感想

他の収納ボックスに比べてやや大きいサイズなので収納力は抜群。素材もかなり分厚いダンボール素材で頑丈なつくりです。

さらにFellows バンカーズボックスシリーズ種類・カラー展開が多いため、同じデザイン統一させたい人にはオススメ。

また3枚セットでコスパがいいというのもポイントです。

 

コクヨ「NEOS Lサイズ」

コクヨの「NEOS」は定番ファイルシリーズのひとつとして人気となっていますが、収納ボックス(Lサイズ)はシンプルなデザインで高級感があり、使い勝手も考えられたアイディア商品です。

 製品の特徴

  • 箱内で仕分けができる
  • フタ付きでホコリから中身を守る
  • 頑丈で耐荷重は30kg
  • スタイリッシュでオフィスや自宅でも場所を問わないデザイン
  • 外箱の見出し(インデックスシール付き)は分類重視・美観重視と分けられる

 

組み立て方は上記のFellowsバンカーズボックスと同じです。

この「NEOS」の最大の特徴は、箱の中を2分割・4分割に仕分けできるという点。2枚の仕切りを組み合わせて自由に分割することができたり、仕切りなしにすることも可能です。

自由に仕切を変えられることによって様々な使い方が想定できますが、季節外の小物類をまとめて収納したり、書類関連も見やすく分類することができます。

 

 使ってみた感想

寸法がしっかりしているため、キレイにボックスを組み立てることができます。品質に関してはさすが国産品と言ったところ。

最初、分割できる仕切りを見て「これは必要?」と思ったんですが、使ってみると仕切りは意外と便利。なかなかのアイディア商品だと思いました。

 

キングジム「ニュートラルボックス XLサイズ」

キングジムから発売の、箱をあけなくても中身が確認できるという「ニュートラルボックス」。

まず美しいデザインが目に入ってしまうが、アプリを使って箱の中身を管理できるというのが最大のポイントとなっている商品です。

誰でも簡単に組み立てられる設計になっており、設計も頑丈でしっかりとしています。

注意点としては、今回比較している中では一回り小さいサイズのためA4ではなくB5がギリギリ入るくらいのサイズです。

 製品の特徴

  • 組み立て簡単、折り込むだけで完成
  • 箱を空けなくてもスマホアプリ「DIGITAL TAG」で中身が確認できる
  • 高さが低めのコンパクトサイズ
  • 取っ手の穴はない

大きな特徴としては2つ。

1つは超簡単にボックスを組み立てることができるという点。ボックスの両サイドにある紐を持ち上げればすぐに完成。3秒くらいで作れるので、組み立てが苦手な方にとってはとても便利な仕組みになっています。

もう1つが、アプリを使って箱の中身を管理できるという点。

「デジタル タグ」というアプリを使って、箱の中身を撮影した画像を3桁の番号で管理することができます。

デジタルタグ

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箱に「001」(好きな番号でOK)と書き込み、その番号を登録して箱の中身を撮影するだけ。

たったそれだけで中身に何が入っているかを管理できるというものです。

至ってシンプルなアプリですがなかなか面白いアイディアだと思います。サクっと使えるのが良かったです。

 使ってみた感想

アプリを使うことでフタを開けずにスマホで中身が見えるという点に関しては、場所を選ばすどこでも確認できるというのが便利ですね。逆にこのアプリはどの収納ボックスでも使えるので、大量のボックスをスマートに管理したい方は試してみると良いと思います。

製品の品質も高くて触り心地もよく、機能美も備わっている最新の収納ボックスだと評価できます。

ただし、取っ手の穴がないのはデメリットだと思います。

 

収納ボックスを比較してみた結果

ということで3つの収納ボックスをみてみましたが、その結果を活用パターン別にみていきたいと思います。

 

大容量収納ならFellows 「703バンカーズボックス」

外寸、内寸を比較すると、Fellows 703バンカーズボックスが一番大きなサイズとなっています。

外寸(mm)内寸(mm)
Fellows幅345×奥410×高さ265幅330×奥380×高さ256
コクヨ幅330×奥408×高さ265幅318×奥372×高さ256
キングジム幅310×奥400×高さ210幅297×奥395×高さ205

正面から比較するとこのような感じ。

上から見るとこんな感じ。

Fellows「703バンカーズボックス」とほぼ同サイズなのがコクヨ「NEOS」ですが、内側に仕切りがあるために内寸はひと回り小さくなる感じですね。

キングジム「ニュートラルボックス」は全てがひと回り小さいサイズで、特に高さが5cm低いというのが大きな違いです。

収納物・収納場所に合わせて選んでみるのが良いと思います。

 

組み立てはキングジム 「ニュートラルボックス」が圧倒的に簡単!

これはキングジム「ニュートラルボックス」が圧勝です。ほんと一瞬でボックスが完成します。

組み立てが苦手、面倒くさい、という方はこれを選んで間違いないと思います。

 

コストパフォーマンスの良さなら「Fellows 703バンカーズボックス」

収納ボックスは一度に複数個を揃えたいところですが、やっぱり気になるのはコストパフォーマンス。

いいなぁ〜と思っても価格が高ければ手が出しづらい。

その点、Fellows「703 バンカーズボックス」は3個が基本セットとなっているので、1個あたりの単価としては最も低価格となっています。

大量の収納ボックスを購入するなら、このボックスが最もお買い得ではないかと思います。

 

総評とランキング

それぞれの収納ボックスの特徴をピックアップしてみましたが、個人的主観でどれが使いやすいかランキングしてみました。

1位│Fellows「703 バンカーズボックス」

  • アメリカっぽいデザインが好き
  • 分厚い段ボールを使ってとても頑丈な印象
  • コスパが良いので大量買いならFellows一択でよい

 

2位│キングジム「ニュートラルボックス」

  • 組み立てやすく頑丈で使い勝手もよい。アプリを使って管理する最新の収納ボックスという印象
  • やや小ぶりなサイズのため、大きなモノを収納するには向かない
  • 取っ手がないので取り出しは不便

 

3位│コクヨ「NEOS」

  • 箱内に仕切りがついているのはとても便利で使い勝手がよい
  • その反面、内側の収納スペースは小さくなる
  • 品質はとても良いが、総合的に見ると可もなく不可もなくと言った印象

 

以上です!収納ボックスの選びの参考になればと思います。