日本文具大賞2019┃優秀賞10製品を発表!

日本文具大賞2019

日本文具大賞とは、機能面・デザイン面それぞれにおいて、その年のもっとも優れた文具に贈られるアワードのこと。2018年7月7日以降に発表された文具の新製品・リニューアル製品の中から10製品を選定し、機能部門/デザイン部門それぞれに優秀賞・グランプリを決定します。

グランプリの発表は2019年6月26日、東京ビックサイト(西1-4ホール、青海A-Bホール)にて。

この記事では優秀賞に選ばれた10製品をそれぞれ分かりやすく紹介しようと思います。

日本文具大賞は、「機能部門」「デザイン部門」「サステナブル部門」それぞれにおいて優れた文具に贈られるアワードです。各製品…

 

 

機能部門優秀賞

ネームランドイーマ KL-SP10[カシオ計算機]

小型ラベルライター「ネームランドイーマ」は、スマホの専用アプリを使ってテキスト入力・デザイン選択をするだけでラベルを簡単に作成できるという商品。

ラベルライターは整理整頓ラベルの他に、子供の学校、保育園などで必要なお名前シール作成で大活躍するが、ネームランドイーマはよく使う名前をあらかじめ登録しておいて必要な時にデザインを選ぶだけでお名前ラベルを印刷することができる。

完全にスマホで操作するため、本体に文字入力のためのキーがないのもデザイン的にGOOD。

電源はACアダプター、もしくは乾電池(単三✖️6本)でも駆動する。

 

パッとメモ[デザインフィル]

一見するとなんてことない普通のリングメモ帳にしか見えないが、「パッとメモ」はノート紙の左側面が糊付けされているため、未使用のページが勝手にめくれることがない。

つまり使用済みのページはパラパラめくれるが、新しいページは綴じられているため、常に先頭のページしか開かないという構造になっているのが特徴だ。

デザインフィル
¥355(2024/07/27 07:30:00時点 Amazon調べ-詳細)

 

プロシオン[プラチナ万年筆]

定価5000円という万年筆としては中価格帯の「プロシオン」は、ステンレスのペン先ながら非常にしなやかな書き心地を実現した素晴らしい万年筆。

大型五角絞りという大きめなペン先を採用していることにより、通常のステンレスペン先よりも曲がりやすく柔らかい書き心地を味わえる。また、プラチナ万年筆独自のインクが乾きにくい「スリップシール機構」を搭載しているのもポイント。

初心者から上級者まで楽しめる1本となっている。

関連記事

プラチナ万年筆から2018年に登場した「PROCYON」(プロシオン)。定価5,000円という価格帯から「上級クラスのカジュアル万年筆」と位置付けできる万年筆と言えるでしょう。しかも実売価格は3,000円台で買えるという・・[…]

 

マグサンド[マグエバー]

「マグネット」は窓ガラス、樹脂、木材等をマグネットの力で挟んでフックとして使えるというアイディア商品。店舗のガラスドアやディスプレイ等で活躍しそうな商品だが、自宅でも様々なインテリアツールとして楽しめそうです。

気になるのが耐荷重だが、これは挟む対象の素材によって異なるよう。例としてガラス厚5mmなら約500gの耐荷重となっている。

 

アクアドロップス ドキュメントファイル[LIHIT LAB.]

リヒトラブの「アクアドロップス」は挟むだけで書類を保管できるというドキュメントファイル。本体に付いたゴムバンドをすることで書類が落下するのを防止しています。

180°大きく開くP.P.シート、そして大きくて見やすいインデックスがあり、今までの書類保管方法とは違った新しいスタイルのドキュメントファイルとなっています。

株式会社リヒトラブ - 文具・事務用品メーカーの株式会社リヒトラブです。ファイル、ノートのほか、机上台やペンケース、バッグといった収納用品なども幅広くお取り扱いしております。

 

デザイン部門優秀賞

グロススティックマーカー[カミオジャパン]

「グロススティックマーカー」は本物のリップグロスのようなお洒落なフィルム付箋。スティック型で持ち運びに便利なのはもちろん、透けていて見やすいのもポイントです。

 

和紙 ノートブック[ダイゴー]

「和紙 ノートブック」は和紙なのに両面の筆記が可能であることが大きな特徴です。本来、和紙は紙漉(かみすき)という工程で表裏の紙質が異なってしまうものですが、両面の筆記が出来るようになったことで和紙のノートが完成しました。

180°フルフラットに開く製本技術で、近年の手帳のように使いやすい作りになっています。とりわけ万年筆ユーザーには手にとってもらいたいところ。

 

花色鉛筆[TRINUS]

「花色鉛筆」は鉛筆の断面が日本の代表的な「花の形と色」を持ち、削りかすから花びらが生まれるという革新的な美しいアイテム。その形状により持ちやすく滑りにくい機能性も兼ね備えています。

軸部分には廃棄古紙を原料にした新素材を活用し、環境にも配慮しており従来どおりに可燃ごみとして処分が可能。さらに独特の柔らかい色と削りやすさを両立し書き味も心地よく楽しめます。

 デザインのオスカー賞「iF Design Award 2019」を受賞

 

システム手帳[マークス]

従来のシステム手帳と違い、PU素材を使用したカバーとバインダーにより非常に軽く、女性が持ちたくなるようなお洒落な目的別リフィルが特徴です。

自分らしくカスタマイズできるマークスのシステム手帳を使い、SNSでシェアしてコミュニケーションを楽しむのも楽しそう。「理想の手帳」を作りたい人にオススメです。

 

Kuramae Concrete ペン[ピージーデザイン]

蔵前コンクリート(Kuramae Concrete)はコンクリートの可能性を引き出す新たなブランド。

新しい素材感とミニマルなデザインで、生活空間に馴染みやすく主張が強くないのが特徴です。バイカラーで温かみも感じられ、独特の質感と手に持った所有感に浸れることでしょう。

ペンは書きやすさと耐久性を両立しており、リフィルは三菱鉛筆のジェットストリーム替芯(SXR-80)を使用している。

 

 

以上が優秀賞10製品になります。

グランプリの発表は2019年6月26日、東京ビックサイト(西1-4ホール、青海A-Bホール)にて行われます。

日本文具大賞は、「機能部門」「デザイン部門」「サステナブル部門」それぞれにおいて優れた文具に贈られるアワードです。各製品…