セーラー万年筆は創業110 周年記念謹製万年筆を発売する。
国内・海外のセーラー万年筆製品取扱販売店にて数量限定発売となっている。
発売日：2021年5月27日
創業以来培ってきた万年筆づくりの技と情熱を集結し、セーラーの代名詞ともいえる世界で唯一の21金ペン先を採用した、個性の中にもしっかりとした存在感を放つ3種の限定メモリアル万年筆をラインアップ。
- 本物”だけを愚直に追い続け、創り続ける姿勢とそれにこだわる精神性「真」
- 100年を超える歴史に裏打ちされながらも常に高みへの挑戦を続ける姿勢、職人の技「技」
- 人々の心を震わす美の追求、日本の美意識をすべての製品・企業活動に昇華させる「美」
創業110周年を迎えての新たなコーポレートアイデンティティの礎となる「真・技・美」の三位一体を具現化している。
創業以来培ってきた万年筆づくりの技と情熱、セーラーの代名詞ともいえる世界で唯一の21金ペン先。個性の中にもしっかりとした存在感を放つ３種の限定メモリアル万年筆です。
創業110周年を迎え、新たなコーポレートアイデンティティ(CI)としてセーラー万年筆の思想を明文化いたしました。
“本物”だけを愚直に追い続け、創り続ける姿勢とそれにこだわる精神性を「真」、100年を超える歴史に裏打ちされながらも常に高みへの挑戦を続ける姿勢、職人の技を「技」、人々の心を震わす美の追求、日本の美意識をすべての製品・企業活動に昇華させる「美」。
セーラーが長年培ってきた技術を集結し、CIの礎となる「真・技・美」の三位一体を具現化したメモリアル万年筆です。
「真」“PREMIUM”
限定110 本
「プレミアム」は、セーラー独自の21金ペン先とイメージをリンクさせた21金のボディを採用。光沢を抑え、素材本来の美しさと落ち着いた雰囲気をもつマット加工が掌に心地よい感触を与えてくれる。しなやかな弾力に富む21金ペン先と、ボディにあつらえた21金、どちらの金も万年筆とは決して切り離せない素材として、そして単なる高級素材の価値に終わることのない「真」の道具として、常に最良の書き味を約束してくれる。オリジナルボトルインク（SAILOR BLUE－黎明）をセットして税込55万円（限定110本）。
本体サイズ：φ20×163.5mm
本体重量：約76.2g
「技」“黒金”
限定1,100 本
「くろがね」（ステンレス黒色発色材）は、電解発色の新技術の採用で、金属感を活かしながら深みのある黒発色を実現。メッキや塗装とは異なり、素材の表面に極薄の黒色酸化被膜を成長させ、光の干渉を利用して色を認識させるため、はがれる心配がなく、耐久性、耐候性に優れた「自らが黒い」素材一体の発色技術。金属本来の素材感を残したまま、重厚感、機能性、デザイン性を極めた。伝統に裏打ちされた確かな「技」と積極的に取り入れる新たな「技」を融合させ、常に高みを目指す果敢なチャレンジ精神がもたらした至極の逸品となっている。税込11万円（限定1,100本）。
本体サイズ：φ20×163.5mm
軸経：17.2mm
本体重量：約76.2g
「美」“白銀”
限定1,100 本
「しろがね」（スターリングシルバー925）は、古くから神秘的な素材として語り継がれ使われてきたシルバーを、信頼と希望を象徴するセーラーの錨とともに、裏切らない確かな不変の素材としてボディに採用した。毎日使うことで輝きを増し、価値を見出す素材として、常に座右する道具として最適なものとなる。しろがねの白い輝きは他では表せない品格と「美」を醸し出している。税込11万円（限定1,100本）。
本体サイズ：φ20×163.5mm
軸経：17.2mm
本体重量：約83.2g
各パーツの特長
110周年を記念する21金ペン先
セーラー万年筆独自の技術で成し得た21金ペン先。より弾力を持たせたしなやかなペン先は、筆圧が強くかかったときでもインク切れが起こりにくく、常にインクの供給が安定している。しなるように紙面を滑るフェザータッチとも言われる心地よい書き味は、万年筆の原点が感じられる逸品。セーラーの象徴「錨」と110周年のメモリアルを中央に刻み、バイカラーで仕上げた限定仕様のペン先となっている。
蓋栓飾り
信頼と希望の象徴である「錨」は、技術力の力強さと繊細で日本的な美意識を込め、セーラーの象徴、確かな品質の証を証明している。プレミアムには中空に輝く「錨」を、くろがねとしろがねにはバイカラーで主張するプレートの「錨」を不変の象徴として埋め込んでいるのが特徴だ。
飾りリング
正面には創業を刻む「since1911」。クリップレスの本体を守る廻り止めとしてのさりげない機能美を持ち合わせている。
蓋金輪
３連の表示はあたかも三位一体の「真・技・美」を表しているかのように、新たなロゴを円周上に刻印。創業当時の魂が宿る初期のロゴを元に、簡素化することで美を見出す日本の美意識を込めたロゴとなっている。
シリアルナンバー
尾端部に限定記念品の証として、レーザー加工でシリアルナンバーを刻印。
ペンシース
110周年記念モデルを収めるペンシースは、使い込むほどペンに柔らかく馴染み、上品な光沢と白さを増す［麻世妙－majotae］製の大麻布を使用。万年筆を大切に保護するだけでなく、独特な経年変化と極上の肌触りを楽しめる仕様になっている。丈夫で吸湿・速乾性に優れるサスティナブルな素材の大麻布は、古代より日本の生活に欠かせない存在だが、後に栽培の制限や紡績に適さなかったことから姿を消し、「日本人が忘れてしまった布」と言われるほど今ではほとんど流通していない希少性の高い天然素材だ。
専用パッケージ
110周年記念モデルを収める箱は日本でも木工製品の産地として名高い、岐阜県飛騨高山の木工技術を駆使し製作。素材は古来より日本人と馴染みの深い国産の栗材を使用し、栗は硬く湿気に強く耐久性に富むことから古くから建材としても利用されているのだという。強靭な栗材の無垢箱に収められることで万年筆を大切に保護し、製作は飛騨高山の伝統工芸である一位一刀彫の彫師二代目小坂礼之により監修。プレミアム用には小坂氏の手彫りにより名栗目（なぐりめ）のテクスチャーを施している。
