ラベルプリンター『テプラ PRO MARK(SR-MK1)』は買いか?迷う理由について『テプラ Lite』と比較

キングジムのラベルプリンター『テプラ PRO SR-MK1』(商品名:MARK)が2020年10月に登場したが、購入を迷った挙げ句に買うのをやめた

とは言え、文具屋さん大賞2021Coach&Four(コーチャンフォー)賞を受賞したとのことで、やっぱり迷うことに・・

 

僕はすでにスマホ専用ラベルプリンター『テプラ Lite』 を所有しており何不自由なくラベルライターを使いこなせているが、新商品にはつい手を出したくなるという不治の持を持っているため、試してレビューしてみたいという気持ちにもなっている。

macho
そもそもブラザーの『P-TOUCH CUBE』のが人気っぽいけどね。

テプラ Liteは“コンパクトさ・手軽さ”を追求して購入したという経緯があるので、やや重たいP-TOUCH CUBEとは比較できないが。

 

で、新しい『テプラ PRO MARK』は買うべきかどうか?

自分自身が迷っているので、この記事で徹底比較してみようと思う。

これからラベルライターの購入を検討している人の参考になれば光栄だ。

キングジム(Kingjim)
¥11,745(2024/11/21 17:34:27時点 Amazon調べ-詳細)

 

※ラベルライターの比較記事はコチラ↓

関連記事

ラベルライターと言えば「テプラ」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、そもそもテプラとはキングジムの商品名です。ですので一般的には“ラベルライター”と呼びます。実はラベルライターはテプラ以外にも様々なシリーズがあり、有名なのはキング[…]

※『テプラ Lite』のレビュー記事はコチラ↓

関連記事

ラベルライターって「デカイ・重い・面倒くさい」というイメージが付きものですが、スマホで作ってサクッとプリントできるなら便利ですよね。「テプラ」でお馴染みのキングジムから発売されているスマートフォン専用モデル「テプラ Lite LR3[…]

キングジムのラベルプリンター『テプラ PRO MARK』

そもそもテプラは以下のシリーズ構成となっている。

  1. テプラ Grand(幅広タイプ)
  2. テプラ PRO(豊富なラインナップ)
  3. テプラ Lite(スマホ専用機)
  4. こはる(コンパクト入力式)

 

上記の4シリーズがあり、なかでも「テプラ PRO」は豊富なラインナップが揃っていることから、みんなが想像するテプラとは「テプラ PRO」シリーズのいずれかのことだと思う。

そんな「テプラ PRO」シリーズのスマホ専用機に当たるのが『テプラ PRO MARK』だ。

※スマホ専用機とは、ラベル作りを専用のスマホアプリで作るものであり、テプラ本体でキーボード入力をすることはできない。その点、キーボードがないだけコンパクトになっているのが大きな特徴である。

つまり、僕が愛用している『テプラ Lite』と『テプラ PRO MARK』はスマホ専用機として比較できるのである。

 

では『テプラ PRO MARK』について簡単に触れたいと思う。

定価は¥15,000+消費税となっているが、実売は11,000~13,000円くらい。(※記事執筆時点)

特徴をまとめてみるとこうだ。

  • スマホとbluetooth接続で簡単ラベル作成が可能
  • インテリアに馴染む 2色のカラーラインナップ
  • テプラPROシリーズならではの豊富なカートリッジ

 

ラベルを作成するためのアプリは「Hello」というテプラPRO専用アプリを使い、直感的な操作で簡単にラベル作成が可能だ。

アプリを使って簡単にオシャレなラベルが作れるのは、確認しているのでこの点はまったく問題ではない。

なお購入を検討している人なら、事前にアプリの操作感を確かめておくことをオススメする。(※アプリは無料)

Hello -「テプラ」PRO用アプリ

Hello -「テプラ」PRO用アプリ

KING JIM CO.,LTD.無料posted withアプリーチ

 

テプラPROならではの豊富なカートリッジ(テープ)が使える

そして『テプラ PRO MARK』は、テプラPROならではの豊富なカートリッジを使えるのが魅力だ。

公式サイトに一覧表があるのでリンクを張っておく↓

僕が使っている『テプラ Lite』は、使えるカートリッジがかなり限定的(25種類くらい)なのでこの点はとても羨ましい。

さらにはテープ対応幅も大きく違い、『テプラ PRO MARK』のほうが様々な用途で使うことができる。

テプラ PRO MARKテプラ Lite
カートリッジ対応幅4・6・9・12・18・24mm11・13・15mm

 

本格的にテプラを使いたいなら『テプラ PRO MARK』をオススメするが、とりえあず手軽に使いたいという人なら『テプラ Lite』でも十分だろう。

ただし『テプラ PRO MARK』には大きな難点がある。

『テプラ PRO MARK』はデカイ・・

下のリストを見て、両者のサイズの大きさ、重さの違いがわかるだろうか。

テプラ PRO MARKテプラ Lite
大きさ55(W) ×133(D) × 146(H) mm71(W) ×46(D) ×76(H)mm
重さ約470g約132g

いずれも電池を除く重さだが、とにかくデカイ・重いのが『テプラ PRO MARK』である。人によってはデスクの上に置くには邪魔過ぎる大きさかもしれない。

『テプラ Lite』と比べて大きさが2倍、重さは3~4倍近くになるので、いざ購入してみて「やっぱデカイよコレ!」って思うのが容易に想像できる。

この点が最は購入意欲が削がれる点と言えるだろう。

 

価格の違い

圧倒的に違うのが価格である。機能そのものが価格に反映しているのだろうが、実売価格でも2倍近くの差がある。

テプラ PRO MARKテプラ Lite
定価15,000円+税6,800円+税
実売(※記事執筆時点)11,000~13,000円5,500~6,000円

こうなると本格的に使わない限り、テプラLiteで十分と感じるユーザーも多いと思う。

キングジム(Kingjim)
¥11,745(2024/11/21 17:34:27時点 Amazon調べ-詳細)

まとめ:『テプラ PRO MARK』は買うべき?

僕の結論としては、やっぱり『テプラ Lite』で十分だろうと感じた。

しかし、テプラPROの豊富なカートリッジが使える点や、外観のデザインのお洒落さを比較してしまうと『テプラ PRO MARK』の魅力にも惹かれる。

  • 手軽に使いたいなら『テプラ Lite』
  • 豊富なテープで本格的に使うなら『テプラ PRO MARK』

など、テプラをどこまで使うのか?をしっかり検討してから購入するのが良いと思う。

どこまで参考になったかわからないが、大きさや重さ、価格などのデメリットがありながらも、メリットがあることを前向きに考えれば購入するのもありではないだろうか。