万年筆「LAMY Safari(ラミー サファリ)」はコンバーターを使ってこそ魅力あふれる一本になる

オシャレで可愛い万年筆として有名な「LAMY Safari(ラミーサファリ)」。

カラーラインナップが数多く揃っており、手ごろな価格で購入できることから、万年筆初心者はもちろん万年筆ファンなら必ず一本は持っているペンではないでしょうか。

しかし、購入時に付属品となっているインクカートリッジは1色しか使うことが出来ないし、インクが切れた際にカートリッジセットを買い直さなくてはならず、コスパ的にも良くないというデメリットも。

そこで使いたいのが専用コンバーター。これを使うことで様々なインクを楽しむことができます。

LAMY Safariをより活用したいのであれば、別売りのコンバーターを購入して自分の好きなインクを使うのことがオススメです。

この記事では、ラミー専用として販売されている「コンバーター」の使い方から、インクの入れ方、万年筆の洗い方まで紹介したいと思います。

 

LAMY Safari のコンバーターがこちら

こちらがLAMY用の専用コンバーター。

数年前までは左側の「LZ24」が販売されていたが、現在はモデルチェンジされ「LZ28」が新型商品として販売されています。

ネットでは旧型もまだまだ販売されているので購入する際は新型「LZ28」を選ぶようにしてください。

こちらですね。「サファリ」「アルスター」「ABC」に互換性があり使えます。

 

この別売のコンバーターをLAMY万年筆に装着することで、自分好きなカラーのインクを吸入することができるようになります。

例えば万年筆のカラーに合わせて、インクも同色にするなど。

こちらは「2012年限定色グリーン」にコンバーターをセットし「Pelikan ハイライター シャイニーグリーン」を入れたもの。

グリーンの万年筆からグリーンのインク。そんな遊び方ができるものコンバーターあってのことです。

 

では、そんなLAMY サファリのコンバーターの使い方などを紹介していきたいと思います。

LAMY サファリ コンバーターの使い方

先端の赤いつまみを回転させ、内部のピストンが上下することでインクを吸い上げる仕組みになっています。

回すとこんな動きをします。

まずは、このコンバーターを万年筆にセットします。

 

万年筆にセットする

ペン先が付いている「首輪」と呼ばれる部位にコンバーターを差し込めばセットは完了。

LAMY万年筆は回すだけで簡単に分解できるので誰でもできると思います。

次に、いよいよインクを吸引していきます。

 

インクの吸い方

ペン先をインクボトルに入れ、赤いつまみを回してインクを吸い上げていきます。

その際のポイントはペン先を完全にインク内に浸けるということ。

今回使ったインク「PILOT いろしずくシリーズ」のお得なミニボトル版の場合、ボトルの口が狭いのでペン先がどこまで浸かっているか分かりづらいんですが、なんとなく感覚で分かると思います。

ペン先がちゃんと浸かっていなければ、回転させてもインクが上がってきませんからね。

この辺は慣れればなんてことありません。

 

で、インクを吸引した状態がこちら。「冬柿」という色ですがかなりキレイな色ですね。

LAMYサファリの「スケルトン」はインクカラーがしっかり見えるので、コンバーターを使ってこそ魅力ある一本に仕上がる商品です。

いやぁ、普通にかっこいい

 

同様に「イエロー」には、スカイブルーのインク「天色」を入れてみました。

 

書いてみるとこんな感じですね。

リーズナブルなLAMY万年筆も、インクを好きな色に変える事でここまで楽しめるようになります。

 

洗い方は水に浸けるだけ

インクを変えたい場合や、インクが乾燥・硬化してしまった場合は水で洗えば何度でも使うことができます。

水の中でコンバーターを回して内部に残ったインクを出し切り、あとはペン先と一緒に水に浸けておくだけで大丈夫です。一晩浸けておけば確実ですね。

ペン先の表面をティッシュやキッチンペーパーなどに触れさせ、インクが浸みてくるようだったらまだインクが残っている状態。

私の場合、軽くこの作業をしてインクを抜いてから水に浸けるようにしています。

 

コンバーターを使って多彩なインクを楽しもう!

万年筆は様々なインクを楽しむことができるのが魅力のひとつですが、LAMY万年筆は別売コンバーターを買うことでそれが可能になります。

インクは「PILOT iroshizuku」に代表されるように、多彩で絶妙なカラーが数多くラインナップされているし、LAMY製のボトルインクも販売されています。

今回はPILOTの「冬柿」というインクをスケルトンに入れましたが、個人的にすごくお気に入りの1本に生まれ変わりました。

ブルーのトラベラーズノートにも良く似合ってるので、これからハードに使っていこうかと思っています。

MACHOLOG

愛してやまないトラベラーズノートから「ブルー」が定番シリーズとして発売されたので […]…

 

さいごに

ということで、LAMY万年筆はコンバーターを使って多彩なインクを楽しもう!というお話でした。

コンバーターって何?使い方が良く分からない、という方にとって参考になる記事だったら光栄です!

 

 この記事に登場したアイテム一覧

LAMY万年筆

コンバーター

インク