愛してやまないトラベラーズノートから「ブルー」が定番シリーズとして発売されたので、早速手に入れました。
トラベラーズノートファンはもちろん革製品が好き、という方は読んでもらえると嬉しいです。
トラベラーズノート ブルーは「限定品」から「定番品」として販売
2015年に「限定品」として取り扱われていたトラベラーズノート ブルーエディションですが、その後の市場取引額はとんでもない額になってました。
一時は5万円台に突入している時期があったほどブルーエディションは希少価値の高い商品となっていたんですが、これが限定品から定番シリーズとして販売されることになり
となったのが嬉しいところです。
では、そんな新しく定番品となったトラベラーズノート ブルーを見ていきたいと思います!
トラベラーズノート「ブルー」をレビュー
レギュラーサイズとパスポートサイズの両方をゲット。
箱を開けると、いつも通り白いコットンケースに包まれていました。
このコットンケースは小物入れとして使えるので捨てずに残しておきます。
で、いよいよ中身を取り出してみると・・・
ブルー!
というよりブルーブラック!!
特に「TRAVELER’S noteboook」の刻印はすごくいい感じの雰囲気が出てますね。
気品高いというか高級品というか・・・やはりブルーブラック系のステーショナリーはいいですね。
中身を見てみるとぞれぞれリフィルがセットされており、レギュラーサイズとパスポートサイズではリフィルの色が違いました。
リフィルは数え切れないくらい自作してあるのであってもなくても気にしてませんが、初めてトラベラーズノートを購入する方にとっては必須なので有難いですね。
自作リフィルについては、カッターで作ったり裁断機を使ったりと色々やってるので良かったらこちらも読んでみてください。
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トラベラーズノート ブルーにはスペア用として“黄色のゴムバンド”が付属していたので、試しにどんな感じになるのかセットしてみました。
個人的には嫌いじゃないけど、せっかくのブルーなので最初は使うのやめようかなと。
ただし、ブルーはゴムの色でここまで印象が変わるということが分かったので、これからゴムのカラー選びも楽しんでみようかなと思いました。
紺碧の空の青をイメージしたブルーが美しい
ブルーというよりかはブルーブラックという表現が適してますね。
ブルーの色は、夜が明ける直前のうっすらと光が差し込もうとしている紺碧の空の青をイメージし、インクで言うとブルーブラック、インディゴや藍染めのような深い青を目指し、新たに革の色や風合いを再調整しました。
ブルーは光の当たり方によって様々な色の表情を見せてくれ、日差しの元ではよりブルーが映え、深い青から鮮やかな色が出てくるような印象を受けます。
Filsonの「RUGGED TWILL ORIGINAL BRIEFCASE」というバッグにトラベラーズノートは良く似合う。そして「Whole grain mustard」のペンケースが遊び心を演出。ブルーはこれまでのトラベラーズノートよりも存在感が強く、ファンなら持つべき価値があるノートではないかと思います。
いわゆる文具マニアと呼ばれるたぐいの私。特にペンとノートにはこだわりがあり大抵の商品は把握しており、本屋に行けばつい文具コーナーを見てしまいます。文具を好きな理由はファッションに近いものがあり、自分が気に入ったものをこだわって選び、[…]
さらに持ち合わせているトラベラーズノートを合わせてみたら、ラギッドな雰囲気が出てかっこいい。
ブルーブラックの筆記具が似合う
文具ファンとして「ブルーブラック」という言葉を聞くと、筆記具に使われる「インク」を思い浮かべてしまうが、そんなブルー系の筆記具がお似合いなのかもしれない。
青には青を。
どのようなスタイルで使っていくかはまだ決めていないが、これらの筆記具と共に使ってみようかと考えています。
ということで。
ブルーのペンホルダーも購入
同じくブルーカラーのペンホルダー<M>も購入しました。
サイズ的に万年筆や4色ペンなどの太いペンは入りませんが、単色のボールペンならほぼ確実に入ります。
そんなブルーより良く育てるためにオイルを塗るという過程を行っています。
トラベラーズノートに「ミンクオイル」を塗る
トラベラーズノートでは「ラナパー」というレザートリートメントが販売されていますが、僕は以前から使っているCOLUMBUS(コロンブス)のミンクオイルを愛用しています。全ての革製品に使える無色透明の万能オイルです。
以下の画像、左のパスポートサイズがオイルを塗った状態、右の通常サイズはまだ塗っていない状態。
塗った瞬間は色がかなり濃くなりますが、乾燥すると普通の色に戻るので心配ありません。
で、なんでそんなオイルを塗るなんてことをするの?っ話ですが。
何故トラベラーズノートにオイルを塗るのか?
トラベラーズノートはオイルを定期的に塗るかどうかで、数年後に全然違う表情が出てきます。
私の場合は半年に一度くらいのペースですが、今現在使っているトラベラーズノートを比較すると、どれくらい違いが出るのか分かりやすいと思うので紹介します。
オイルによるトラベラーズノートの経年変化の比較
左がオイルをほぼ塗らずに3年ほど使っているもの。
右は定期的にオイルを塗って7年ほど使っているもの。
経年したことで全然違う表情が出ているのが分かると思います。
トラベラーズノートの革の育て方にルールはないんですが、とにかく「触る」「使う」「持ち歩く」というのが一番いいんじゃないかなと思います。
自分と常に一緒にいる革というのは経年変化で必ず美しくなります。
そんな美しい経年変化をさせるために、どのようなことをしているのか紹介。
軽く日光浴させると良い
オイルを塗った後、数時間だけでも太陽光に当ててあげると革が軽く日焼けして色に深みが増し、ベトベトになったオイルも程よく乾燥してキレイになります。
季節によって違いますが、春・秋なら3~5時間、夏は1時間、冬は6時間以上が目安ですね。
春先だったので4時間ほど革を日光浴させた後、部屋に戻して見てみるとブルーに少し光を反射するような艶が出てきました。
これから使い続けていくことで一番左のベテラン選手のような艶と輝きが出てくると思います。
さいごに
これでトラベラーズノート ブルーを永く使うための準備が整いました。
多くのユーザーから愛されているトラベラーズノートですが、使い方は自由ですし何もかもを真似する必要もないと思います。
ですが、この記事を読んでもらって1つでも使い方のヒントになることが見つかってくれたら光栄です。