グリップを自分で巻きつけて自由な形状に調整することができる新しいシャープペン『マイティグリップ』がゼブラから登場!
これまに無かった新しい発想のシャープペンということで話題になっているので早速ゲットしました。
シャープペンは今でも学生が勉強で使うメインの筆記具ですが、2020年度からはセンター試験の後継である「大学入学共通テスト」でも記述式試験が導入されることもあり、シャープペンの需要が増えることが予測されます。
より自分が使いやすいシャープペンを持ち、長時間使用していても疲れないペンを使うことは勉学にとても有利ではないかと思います。
その点、このマイティグリップはかなりオススメ。
では早速中身をチェックしてみようと思います。
「マイティグリップ」はグリップを“自分で巻く”シャープペンです
マイティグリップは「シャープペン本体」と「グリップテープ」が別々に入っていました。
これを自分で巻いてから使うんですが、そのメリットは自由に持ちやすいようにカスタマイズできるという点ですね。
人の手の大きさはそれぞれ違うのにペンの太さは変えることができない。→ ならグリップテープで自由に巻いてもらおう。
という常識を覆す新しい発想で生まれたシャープペンです。
「マイティグリップ」という商品名の由来は「自分の(=マイ)手(=ティ)」と「巻いて(マイティ)」「Mighty(すごい)」という3つの意味を掛け合わせた造語らしいです。
あなたも巻いティみませんか?
「ウェット/ドライ」の2種類があるが
グリップバンドの触り心地は「ウェット」と「ドライ」の2種類が選べます。
ドライタイプ | 吸汗性があり、手に汗をかいてもさらさらする感触のグリップバンド |
ウェットタイプ | 高いグリップ性でしっかりと握れる、しっとりした感触のグリップバンド |
この2種類ですが、そこまで大きな違いを実感することはできませんでした。
ドライのほうがサラサラしてて、ウェットのがグリップ感が強いのは確かだが、握っているとどちらも同じく快適に使える気がします。
まぁ、とりあえず一本だけ買うなら「ウェット」を選んだ方が無難じゃないかなと思います。
このグリップバンドは別売りで購入することも可能(税抜150円)。
2重、3重と枚数を調整して自分の手にフィットしたシャープペンを作ることができるのが魅力なので、マイティグリップを買うなら+2つくらいグリップテープも追加購入しておくのがオススメです。
ちなみにグリップはカラー展開も豊富で、自分だけのオリジナルカラーのシャープペンが作れるのも魅力のひとつ。
シャープペン 芯径:0.5mm グリップバンド1枚入
各色ドライタイプ、ウェットタイプ有 計6種
カラー:ライトブルー、コーラルピンク、ブラック
各色ドライタイプ、ウェットタイプ
「マイティグリップ」の巻き方
では、実際にマイティグリップのグリップテープを巻いてみようと思います!
テープの両隅に粘着テープが付いていて、まずは本体の先端★マークがある箇所に貼ります。
こんな感じでヌルっと貼ります。この箇所に貼るというルールさえ守れば後は自由に巻いてOKですが、最初なので普通に巻いてみます。
グリップテープを抑えてペンをクルクル巻くだけなのでとても簡単。
巻き終わったらペンの軸に付いてたグリップバンドを下げて固定。
これで完成。
普通に巻いても面白くないので、いろいろ巻き方を試してみました。
巻き方を変えて自由なグリップに!
個人的にはグリップテープを2枚重ねて、より太軸にするほうが握りやすかったですね。
こんな感じがベスト。
2重巻きにしたことでグリップ感が大きく変わり、思わず「おぉ!持ちやすくなった!」と唸ってしまった。
最初の1重巻きの時は普通じゃんって思ってたんですが、グリップを変えるだけでペンの印象がぜんぜん変わるもんですね。
文字書いている様子は↓コチラの動画で紹介しているのでぜひチェックしてみて下さい!
とにかく軽いから手が疲れない
文字を書いてみた感じですが、「握りやすい以前にペンが超軽くないか?」ってことが気になっちゃいます。
なんかね、異様に軽いんですよ。このシャープペン。
気になったんでサクッと測ってみたら7gでした。軽すぎ。
人気シャープペンの「オレンズネロ」、ステッドラーの「925シリーズ」、折れないシャープペン「デルガード」なんかは17〜20gくらいなので、半分以下の重さってことですね。
わずか数グラムの違いだけど、書いている時に感じる重さは全く違うんですよね。
握りやすく、軽く、長時間使っても疲れにくいシャープペンなら、このマイティグリップが正解なんじゃないかと思います。
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テニスラケットのグリップテープが発想のヒント
この商品、テニス経験のあるゼブラの社員がテニスラケットのグリップテープから”巻けるグリップのシャープペン”を発想して開発に至ったんだとか。
グリップテープを自分で調整して最大限の力を引き出すテニスラケットのように、シャープペンも握り心地・太さ・柔らかさ・グリップ感を自分仕様にカスタマイズできる。
しかもこのペンのグリップを製造しているのは、テニスなどのスポーツ用アクセサリーメーカー株式会社キモニーが製造。
創業以来40年以上も国内製造にこだわり、テニスやバドミントンのラケットに巻くグリップテープを製造販売しているメーカーさんで、有名なプロスポーツ選手も愛用しているブランドみたいです。テニス詳しくないから知らなかったけど・・・。
開発から製造まで文具メーカーとスポーツ用品メーカーがコラボしているのも面白いですね。
まとめ
ということで、個人的にヒットするんじゃないかなと感じているこのシャープペン。
学生はもとより、普段使いのシャープペンとしてとてもオススメできる面白いペンです。
マイティグリップで自分なりのベストな握り心地を追求してみてはどうでしょうか。