ステッドラー史上最高にかっこいいペンに出会った。
“925 25/35”シリーズの新作「オールブラック」
1835年、ドイツで誕生した老舗文具メーカー「ステッドラー (STAEDTLER)」。
建築士・美術家・デザイナーや同業の学生から高い支持を受けているブランドです。
今回は1990年に登場した製図用シャープペンシル“925 25/35”シリーズから登場した新作「オールブラック」をレビューしてみようと思います。
925 25/35シリーズの人気の高さは、ステッドラー公式Twitterのアンケートでも実証済み。
この中のステッドラーのシャープペンシルで一番好きなのはどれですか?☺️
— ステッドラー日本【公式】 (@STAEDTLERJP) October 25, 2019
僕自身もこれで4本目になるが、2本が見つからない状況である。(探査中。どこに行った・・)
で、このオールブラック。
率直に「すごくカッコいいシャープペン」なので、じっくりと見てもらいたい。
ステッドラー 925 25 / 35「オールブラック」をレビュー!
ペンのパーツ類まで全てが黒で満たされているオールブラック。
芯の線種は3種類(0.3、0.5、2.0mm)あり、僕がチョイスしたのが一番太い2.0mm。
ナイトブルーの2.0mm芯を使っていて「折れない、滑らかで書きやすい、文字も絵も書ける」を実感したので、オールブラックも2.0mmの芯種を選びました。
ちなみに、鉛筆削りは専用の芯研器(513 85DS BK)か必須になります。シャープペンなのに芯を削らなくてはならないという鉛筆感も使っていて面白いところ。
そんなの面倒くさいという人は普通に0.3mm、0.5mm芯を選ぶといいと思います。
芯先が4mmスリーブなので視認性が高く書きやすいペンです。
ただ、2.0mmはスリーブのシルバーも無くなり完全なオールブラック仕様になります。
この点も僕が選んだ理由の1つかもしれません。変なこだわり。
仕様がこちら。注意点は替字消しが92Rということくらいですかね。
→ 925 35 オールブラック 製品情報
- 3線種(0.3、0.5、2.0mm)
- 材質:[ボディ]アルミ
- サイズ:143×8.8×12mm
- 重量:17g/21.5g(925 35-20Bのみ)
替字消しは92Rが適応。(925 35-20Bにはご使用いただけません)
ステッドラー 925 35 オールブラックの特徴
では引き続き、画像を中心にオールブラックの特徴をピックアップしてみます。
ブラックロゴで統一
これはかなり渋い。
黒いペン軸にさらに黒い色でSTAEDTLERのロゴを刻印。
光を当てないとわからないくらいです。
知っている人ならすぐにステッドラーと分かるシルエットだが、こういったデザインが所有欲を満たしてくれるというもの。
「925 35」の刻印はロゴの横ではなく裏側に。これもほとんど見えないくらいの黒さ。
クリップにはステッドラーのシンボルである「マルスヘッド」が刻印。
天冠の線幅表示だけは分かりやすくグレーに。
なんでこの色なんだろう。確かに上から見やすいが。
低重心のアルミボディで手が疲れにくい
製図ペンの特徴のひとつでもあるが、ペン先が重い低重心は長時間使っていても手が疲れにくい。
ステッドラーの 925 35シリーズは、ズシっと低重心というよりやや低重心という感じですね。
やや長めの滑りにくいグリップ
おなじく“やや”長めのグリップですが、これまったく滑らない仕様になってます。
手がどれだけ乾燥してても軽く握るだけでOK。
芯の硬度を表示する窓が便利
ペンをグリグリ回すと4H→2H→H→HB→B→2B→4Bと使っている芯の硬度を変えることができます。
オールブラックな文房具が出るとつい買ってしまう
別に黒がとりわけ好きなワケじゃないんですが、どうも僕は[限定→ブラック]という言葉に弱いらしい。
まぁこんなんだからステッドラーも買っちゃったんだろうと。笑
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さいごに
ということで、ステッドラー 925 25/35シリーズの新作「オールブラック」をレビューしてみました。
今までの 925 35シリーズと同じように使えて、さらにデザインがカッコいいとなればゲットするしかないでしょう。
気になった方はチェックしてみて下さい!
2.0mを購入する方はコチラの芯研器も必要です。
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