お風呂の鏡にウロコ状の汚れがついてしまい、水をかけても見えなくなってしまいました。
どうやらこの汚れの原因は、水道水の中に含まれる水垢や石鹸カスが残ったものらしい。
鏡を綺麗にする方法はネット上に多々出ており、以下のようなものを使えばカンタンに掃除できるということを知りました。
- 重曹
- クエン酸
- 新聞紙
- 歯磨き粉
- ダイヤモンドパッド
ただし!
どれを使ったとしても、くもり止め加工の鏡には使用できません!業者に頼むか買い替えましょう!との注意書きが。
我が家がそうであるように、最近の住宅部材のほとんどは「くもり止め防止加工の鏡」となっているため、上記の商品をつかって掃除するのは非常にリスキーに感じました。
Yahoo知恵袋にも同様に「失敗した!」「鏡が真っ白になってしまった!」という情報が多々出ていましたしね。
そもそも、くもり止め加工の鏡とは、鏡の表面に薄い膜がコーティングしてあり水をかけても鏡が曇らない仕組みになっているようです。撥水加工の鏡とも呼ばれます。
この表面の薄い膜をこすって磨いてしまうと鏡に真っ白に傷が入ってしまうようなんです。
とは言え、汚れた鏡を放置するわけにはいきません。
そこで単純に思った。
ということで色々調べた挙げ句、鏡を交換する覚悟で“あること”をやってみました。
そして大成功。
その方法を紹介しますね!
1200番の耐水ペーパーで鏡を優しくこするだけで綺麗に!
こちらが掃除に大成功したお風呂の鏡。
すごくきれいになりました。
それまでは鏡全体がウロコ状の汚れで覆われていて、何をやってもキレイにならない状態だったんです。
くもって見えない。撥水しない。
そんな鏡でしたが、今回、掃除に使用したのは1200番の耐水ペーパーだけ。いわゆる“紙やすり”ですね。
1500番ならより安心でしょう!
鏡の表面に水をかけ、耐水ペーパーで優しくこすっていくだけで、鏡にこびり付いた水垢や石鹸カスを簡単に取ることができました。
力は一切いりません。
軽くこするだけで白く汚れた水垢がみるみる浮き出てきます。
作業中はザラザラしたウロコ汚れが取れていく感触が手に伝わりますが、ウロコが取れるとツルツルした感触になっていくので、これ以上はこすらなくてOKです。
使ったのはTRUSCOの耐水ペーパー#1200。
TRUSCOはかなり安心して使えるメーカーなのでおすすめです。
ざっくりと軽く作業しただけでこの通り。
簡単にこびりついた汚れだけをキレイに落とすことができました。
ポイントは「1200番の耐水ペーパー」で「優しくこする」こと
800番以下の耐水ペーパーだと、こすった際に鏡に微妙な傷が入ってしまいます。
最初にテストでやってみたんですが、見事に傷が入りました。笑
ところが800番よりも目が荒くない1200番を使うと全く傷が入りません。
それでも不安だという方は、鏡の四隅を使ってちょっとだけ試して見るのがいいと思います。大丈夫そうだったら徐々に全体に耐水ペーパーをかけていくという流れですね。
とにかく鏡を優しくこするのが最大のポイント。力は全くいりません。
くもり止め防止加工はそのまま!ウロコが綺麗に取れた!
で、問題となる「くもり止め防止加工」がどうなったかと言うと・・・
水をかけてみます。
この通り!しっかりと撥水して湯気があっても曇りません!
1200番の耐水ペーパーを使ったことで鏡の表面のウロコだけで綺麗に落ち、鏡のくもり止め防止加工・撥水性はそのまま残っていました。
ものの数分で鏡が新品のように蘇ったという感じです。
さいごに
「くもり止め防止加工の鏡はウロコ上の汚れがついたら終わり」という情報を知ってからというもの、長らくどうしようか悩んでいたんですが意外と身近なものであっさりと解決することができました。
掃除方法を検索していて解決できなかった方は是非参考にしてみて下さい!