氷を使わずに1分で冷たい飲み物を作れるHyperchiller(ハイパーチラー)。
フロリダの小さなメーカーのアイディアから生まれた画期的な納涼アイテムです。
暑い夏の日に「冷たい飲み物で気分をリフレッシュしよう!」と思っても、氷を入れると溶けて薄い飲み物になってしまいますよね。
ハイパーチラーは氷で薄まることなく、そのままの状態で冷たい飲み物を楽しめるアイテムです。
一体どんな商品なのかレビューしてみたいと思います。
Hyperchiller(ハイパーチラー)とはどんな仕組みで飲み物が冷たくなるのか?
「熱々コーヒーを1分でアイスコーヒーに」
氷を使わずに飲み物だけ冷却するハイパーチラーの仕組みついて簡単に紹介。
内部が三層構造になっており、内側と外側の層に水を注いで凍らせておくことで、その間に飲み物を注げば一気に冷却できるという仕組みになっています。
複雑な仕組みでも何でもなく、この中に飲み物を注げば “物理的に冷たくなるという仕組みになっている” ことが分かりますでしょうか。
この構造のおかげで、熱いコーヒーを注いでも約1分程度でアイスコーヒーに早変わりします。
分かりやすい公式動画があるので合わせて紹介しておきます。
【製品仕様 】 | |
内容量 | 約370ml |
サイズ | 約10.6 x 10.6 x 17.2cm |
重量 | 約350g |
カラー | ブラック |
素材 | ステンレス、ポリプロピレン |
同梱物 | 製品本体、説明書 |
デザイン | USA |
製造国 | 中国 |
その他 | 食洗機使用可能、BPAフリー |
どんな飲み物でも冷たく出来るのか?
コーヒーのみならず基本的には何でもできますが、炭酸系はあまりオススメできないようです。
以下のような飲みのものが推奨されています。
- ジュース系
- カルピス
- 白ワイン(←最高じゃんっ!!!)
- 日本酒(←最高じゃんっ!!!)
- ウイスキー
- 焼酎
実践!ハイパーチラーで冷たい飲み物を作ってみます!
まずは三層構造になっているハイパーチラーを分けておきます。
①本体に水を入れる(2ヶ所)
②冷凍庫に入れおく(12時間)
以上!
「12時間は長い!」と感じると思いますが、この辺も含めてレビューしていきます。
そして待つこと・・・翌日。
見事に凍っている!
まずはアイスコーヒーで試すのが一番だろう、ということで早速コーヒーを作ってみます。
出来上がったばかりの熱々コーヒーですが、一気に注いで急速冷却させてみました。
(※目安として54℃、240mlのコーヒーなら1分で冷却します。)
数分間待って・・・
あえて氷なしで飲んでみましたが・・・
メチャクチャ冷たい!!
キンキンに冷えた自販機の飲み物よりも、更にマイナス2℃くらい冷たいイメージ。
今まで氷を入れてアイスコーヒーを作っていたが、コーヒーの香りと濃さが全然違う。
あと、これだけは絶対に言っておきたいんですが。
ハイパーチラーを使うならコチラの飲み物が絶対オススメです。日本が誇る「米+麹+水」で出来たおいしいお酒です。
(ハイパーチラーはコーヒーよりもこれが一番相性がいいんじゃないかと思っているんだが・・・)
白ワインも良かったですね。ワインクーラー要らずで冷たい白ワインが楽しめます。
愛好家の方々には是非試してもらいたい。
20分くらい使用した後の氷はこれくらい残っています。
水を注ぎ足して再冷凍しておけば、4~6時間ほどでまた凍った状態に戻るので、夜のうちに済ませておけば朝から冷たいコーヒーを楽しむことができますよ。
使って分かった良い点と面倒な点
個人的には気に入っている商品で数週間使い続けていますが、ちょっと面倒だなという点もあるのでまとめてみたい思います。
→良い点
- コーヒーの香りと濃さが変わらず、急速冷却(約1分)で冷たいコーヒーが飲める
- 氷を入れることで飲み物が薄まることがない
- とにかく日本酒がおいしい(※オススメ)
- 食洗機が使えて便利
→面倒な点
- 毎回氷を作るのはやはり面倒(習慣化するとそこまで大変ではない)
- 初回は時間がかかる(12時間)再凍結なら数時間でOK
このように全ての人にオススメできるという感じではありませんが、コーヒー愛好家やお酒が好きな人はかなり楽しめる商品だと思います。
炭酸系のお酒はあまりオススメではないですが、白ワインや日本酒は本当にGOOD。来客時に使うワインクーラーとか必要ないかも。
飲み物を薄めず冷やしたい方にはオススメできる商品なので、気になった方はチェックしてみてください。