懐かしの名作映画「イージー★ライダー」を数年ぶりに観ました。
アメリカン・ニューシネマの代表作って言ったらこれですよ。
監督 デニス・ホッパー
主演 ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン他
この映画を観るとね・・
オレは自由だーっ!
今から新しい行動を起こせるぞ!
って感じに、序盤はアッパー気分にさせてくれるんだけど、後半に進むにつれ社会派ダウナー系になっていくという不思議な映画。
「自由になったことの悦び」
↓
「自由に生きることの虚しさ」
と変化していく姿が表現されています。
なぜ人はこうなってしまうのか?
この映画を見て考えてみてください。
アメリカン・ニューシネマとは?
1960年代後半から1970年代にかけてアメリカで製作された反体制的な映画のこと。主にヒッピー文化やロック・ミュージックの影響で、それまでハッピーエンドで終わっていた大作映画に反抗し「低予算で反社会的な映画」が数多く、常識から外れた衝撃的なラストシーンを描くものが多々みられる。
「イージー★ライダー」の内容を超訳
主人公のワイラット(キャプテン・アメリカ)とビリーは、コカイン密輸で儲けたお金をハーレーに隠し持って、ロサンゼルスからニューオーリンズへ向かう。
旅の目的は謝肉祭に参加すること。
ハーレーに乗った旅の途中で、様々な人との出合いやヒッピー文化との触れあい、時には警察にお世話になったりと、小さな出来事が次々と起こっていくというストーリー展開。
その一つ一つの話は面白いんだが、衝撃を受けるのがラストの結末。
まぁ、何と言うべきか・・・台無しというか・・・。
アメリカン・ニューシネマが台頭していたこの時代、このラストシーンは斬新だったんでしょうか。
僕は全く評価できませんが。( ̄ー ̄?)・・・・?
やっぱりハーレーが超かっこいい!
この映画の最大の魅力は、ハーレーに乗って自由を感じながら走っているシーン。
通称パンヘッドと呼ばれる65年型ハーレー。
こちらがピーター・フォンダが乗っていた「キャプテン・アメリカ号」のレプリカ。
こちらはデニス・ホッパーが乗っていたハーレーのレプリカ。
デニス・ホッパーの方がかっこいいと思ってしまうんだがどうでしょう。ハーレー持ってないんで詳しくは分かりません。
ステッペンウルフらのサントラ音楽がいい!
この時代のロックミュージックと言えばジミー・ヘンドリクスであり、映画が公開された69年はウッドストックが行われた年。
この映画がロックなバイカーたちの心を掴んだのは間違いないでしょう。
バイクに乗って自由に生きる彼らの姿と、えげつないほどマッチングした音楽が最高です。
さぁ、ご一緒に。ボーーン トゥビィー ワァーーア~~♪
『イージー★ライダー』はこうして楽しむべし
アメリカン・ニューシネマを代表する作品である「イージー★ライダー」は、この『時代』の映画と割り切って楽しむのが一番!
俗に「ハリウッド・レジスタンス」もと呼ばれるジャンルのひとつで、ハリウッド映画なら主演はA級俳優、最後はハッピーエンドというのが主流であった時代に反抗している映画なので、正統派の映画とはちょっと趣向が違います。
これがアメリカン・ニューシネマ映画の面白さでもあります。
これを前提に「イージー★ライダー」を観ると彼らがどんな想いで映画を作り、ハーレーに乗っているのかがよく伝わると思います。
観たことない人は是非チェックしてみてください。
なんだかんだで超面白いよ。
今やVODサービス(ビデオオンデマンド)を利用して、月額定額制の映画・海外ドラマを視聴するのが当たり前の時代になっていますが、私もこれまでいくつかのサービスに加入し、今は3つのサービスと契約しています。VODサービスはスマホ/タブレ[…]