【NETFLIX】映画『イージー★ライダー』アメリカン・ニューシネマ時代の自由に生きることの虚しさ

懐かしの名作映画「イージー★ライダー」を数年ぶりに観ました。

アメリカン・ニューシネマの代表作って言ったらこれですよ。

 

1969年公開
監督 デニス・ホッパー
主演 ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン他

この映画を観るとね・・

オレは自由だーっ!

今から新しい行動を起こせるぞ!

って感じに、序盤はアッパー気分にさせてくれるんだけど、後半に進むにつれ社会派ダウナー系になっていくという不思議な映画。

 「自由になったことの悦び」

       ↓

 「自由に生きることの虚しさ」

と変化していく姿が表現されています。

なぜ人はこうなってしまうのか?

この映画を見て考えてみてください。

アメリカン・ニューシネマとは?

1960年代後半から1970年代にかけてアメリカで製作された反体制的な映画のこと。主にヒッピー文化やロック・ミュージックの影響で、それまでハッピーエンドで終わっていた大作映画に反抗し「低予算で反社会的な映画」が数多く、常識から外れた衝撃的なラストシーンを描くものが多々みられる。

「イージー★ライダー」の内容を超訳

主人公のワイラット(キャプテン・アメリカ)とビリーは、コカイン密輸で儲けたお金をハーレーに隠し持って、ロサンゼルスからニューオーリンズへ向かう。

旅の目的は謝肉祭に参加すること。

ハーレーに乗った旅の途中で、様々な人との出合いやヒッピー文化との触れあい、時には警察にお世話になったりと、小さな出来事が次々と起こっていくというストーリー展開。

その一つ一つの話は面白いんだが、衝撃を受けるのがラストの結末。

まぁ、何と言うべきか・・・台無しというか・・・。

アメリカン・ニューシネマが台頭していたこの時代、このラストシーンは斬新だったんでしょうか。

僕は全く評価できませんが。( ̄ー ̄?)・・・・?

やっぱりハーレーが超かっこいい!

この映画の最大の魅力は、ハーレーに乗って自由を感じながら走っているシーン。

通称パンヘッドと呼ばれる65年型ハーレー。

こちらがピーター・フォンダが乗っていた「キャプテン・アメリカ号」のレプリカ。

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こちらはデニス・ホッパーが乗っていたハーレーのレプリカ。

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デニス・ホッパーの方がかっこいいと思ってしまうんだがどうでしょう。ハーレー持ってないんで詳しくは分かりません。

ステッペンウルフらのサントラ音楽がいい!

この時代のロックミュージックと言えばジミー・ヘンドリクスであり、映画が公開された69年はウッドストックが行われた年。

この映画がロックなバイカーたちの心を掴んだのは間違いないでしょう。

バイクに乗って自由に生きる彼らの姿と、えげつないほどマッチングした音楽が最高です。

さぁ、ご一緒に。ボーーン トゥビィー ワァーーア~~♪

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『イージー★ライダー』はこうして楽しむべし

アメリカン・ニューシネマを代表する作品である「イージーライダー」は、この『時代』の映画と割り切って楽しむのが一番!

俗に「ハリウッド・レジスタンス」もと呼ばれるジャンルのひとつで、ハリウッド映画なら主演はA級俳優、最後はハッピーエンドというのが主流であった時代に反抗している映画なので、正統派の映画とはちょっと趣向が違います。

これがアメリカン・ニューシネマ映画の面白さでもあります。

これを前提に「イージー★ライダー」を観ると彼らがどんな想いで映画を作り、ハーレーに乗っているのかがよく伝わると思います。

観たことない人は是非チェックしてみてください。

なんだかんだで超面白いよ。

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