モバイルルーターと言えばUQ WiMAXなどが有名ですが、ルーター本体のみを購入して格安SIMカードを利用するという方法があることをご存じでしょうか。
普通にモバイルルーターと回線契約をすると、初年度はキャッシュバックがあるため安い計算になるけど、2~3年目になると月額3000~4000円弱かかりますよね。
そこでモバイルルーター本体のみを購入し、自分で格安SIM(LINEモバイル)を入れて使うことにしました。
モバイルルーター × 格安SIMにした理由
- タブレット・ノートPCの外出用回線として、主に移動中に使いたい
- データ量は少ししか使わないので、なるべく安く運用したい
- スマホのテザリングは嫌い
このおかげで低価格で外出時に使えるネット環境を構築することが出来ました。
この記事では、SIMフリーのモバイルルーターを利用して格安SIMで回線契約するまでの流れと、初期費用と維持費について紹介したいと思います。
準備①「Huawei wi-fi モバイルルーター E5577 SIMフリー 」 本体を購入
発売価格が一万円を切るという、新商品のモバイルルーターにしては良さげな価格だったので飛び付いてみました。
コンパクトで大容量バッテリーを搭載されており、コストパフォーマンスの良さから選ぶならこの機種で間違いないと思います。
Huawei モバイルルーター E5577 のスペックは必要十分
主な仕様をピックアップしてみますが一通り問題ないスペックですね。
- ディスプレイは1.4型
- 無線LAN規格はIEEE802.11a/b/g/nに対応
- バッテリー容量が3000mAh
- 連続待受時間が最大約600時間
- 連続通信時間が最大約12時間
- 同時接続台数がWi-Fi接続10台
- USB接続1台
- 最大32GBのSDメモリーカードに対応
- 電源供給にも対応(別売りケーブル要)
- 本体サイズは96.8(幅)×58(高さ)×17.3(奥行)mm
- 重量は約112g
コンパクトで112gと軽いので、持ち運んでもストレスを感じません。
サイズのイメージは以下の画像を参考にしてみてください。
難点(?)はSIMスロットが「標準サイズ」であること
nanoSIM / microSIM 主流の時代に、「Huawei モバイルルーター E5577」は標準SIMに対応しています。
格安SIMのカードタイプを標準SIMで契約すればいいだけの話ですが、今後の使い勝手のことも考えて、nanoSIMで契約して500円くらいのSIMカードアダプタを使うことにしました。
これで nanoSIM / microSIM でも標準SIMに適応することができます。
実際にSIMカードを入れてみたのがコチラ。
ということで、nanoSIMにアダプタを挿入して標準SIMに。そして、標準SIM化したSIMカードをルーターに挿入すればセッティング完了です。
準備②格安SIMは『LINEモバイル』(データSIM/1GB/月額500円)で契約
データ使用量は月に1GB以内を想定しているので、高速回線で1GBが契約できるSIMカードを比較するとこのようになります。
※月額料金と下り最大速度をメインに比較
格安SIM 1GB・データSIMプランの各社比較
- イオンモバイル
→ 518円/375Mbps(月額料金/下り最大通信速度) - DMM mobile
→ 518円/375Mbps - FREETEL
→ 538円/225Mbps - LINEモバイル
→ 540円/375Mbps
これらを比較しても各社ほぼ横ばいの状態だったので、″分かりやすい料金形態と回線速度が速いと評判のLINEモバイル″ と契約しました。
LINEモバイルはSNSカウントフリーで使い放題
主要SNSサービスがカウントフリーでデータ通信料ゼロの使い放題。
なんと動画・画像もOKだという素晴らしいサービスです。
※今回契約した1GBプランだと、カウントフリーはLINEのみとなります。
LINEフリープラン | コミュニケーション フリープラン | MUSIC+プラン | |
月間データ容量 | 1GB | 3GB/5GB/7GB/10GB | 3GB/5GB/7GB/10GB |
月額基本利用料 | 500円 | 1,110円~2,640円 | 1,810円~2,940円 |
カウントフリー対象サービス | LINE | LINE/Twitter/facebook/Instagram | LINE/Twitter/facebook/Instagram |
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LINEモバイルを申し込みしたら2日で自宅に届いた
ネットで申し込みをした2日後に届きました。
申し込みの流れから届くまでの流れを正確に記載しておきます。
- 1日目・・・深夜12時頃に申し込み
- 2日目・・・契約完了・商品発送のメール
- 3日目・・・SIMカード到着
Huawei モバイルルーターをPCと繋いでみます
ネット環境の無い状態でノートPC「Chromebook flip」と接続をしてみました。
ここまでの作業で、モバイルルーターにSIMカードを入れる以外のことは何もしていません。
接続方法は、ルーター本体に表示されるPWD(パスワード)をPC側で入力するだけです。
はい。ネット繋がりました。
モバイルルーター × 格安SIM を自分で設定すると聞くと少し難しいように聞こえるかもしれませんが、特に何もすることがありませんでした。
他社のSIMカードなどは検証していませんが、「Huawei モバイルルーター E5577」と「LINEモバイル」ならこの方法で確実にネット接続できます。
使用したデータ量はルーター側でリアルタイムに表示されるので、使い過ぎかどうかはこの画面を確認するのが一番速いと思います。
もしくはLINEモバイルページでも確認できます。
まとめ
新製品の「Huawei モバイルルーター E5577」を格安SIMで運用することにしましたが、何らストレスなく使えています。
今回契約したLINEモバイルは1GB(540円/月)ですが、個人的には目的を十分に果たしてくれそうです。
いずれ高額になるモバイルルーターの月額料金を避け、さらにはスマホのテザリングを避ける方法を色々考えた結果ですがとても満足しています。
最後に、今回の金額についてまとめておきます。
「Huawei モバイルルーター E5577」× LINEモバイル」初期費用と維持費まとめ
初期費用
- Huawei モバイルwi-fiルーター E5577
→ 約9800円 - SIMカードアダプタ
→ 470円 - LINEモバイル(データSIM/1GB)
→ 3,000円(登録事務手数料)
→ 400円(SIMカード発行手数料)
合計=13670円
今後の維持費
- LINEモバイル 月額利用料金
合計= 500円(税抜)