文房具屋さん大賞2020が決定!受賞アイテム全商品を一覧で紹介!

文房具ファンとしては最も楽しみなイベントである「文具屋さん大賞 2020」が開催されました。

現場のプロである全国有名文房具店の店員さんが厳正に審査をし、現場の声から選えらばれた最高の逸品が決まるのがこのイベントです。

今年も魅力的な商品が多く(毎年だけどw)、さすが現場のプロが選んだだけあって気になる商品が沢山ありました。

 

この記事では文具屋さん大賞 2020を受賞した商品を紹介していますが、中にはAmazonや楽天市場では販売していない商品もあります。

そんな商品は公式オンライショップのリンクを貼っておくので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

2021年の発売情報はコチラ↓

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目次

大賞:EMOTT[三菱鉛筆]

大賞に輝いたのは三菱鉛筆の「EMOTT」が受賞となりました。2019年は各社から多くの多色サインペンが登場したが、EMOTTは販売から圧倒的な人気があり、特に女性のハートを掴みました。手帳やノートをSNSに公開するのがひとつのブームとなっているが、今なおマーカーやサインペンの注目度はまだまだ高い。

そんなカラーペンを制したのが「EMOTT」というワケだ。

0.4mmのちょうどいい細字はペン芯をアウターが守る構造をしていて、長く使っても細い線のまま書き続けられるが特徴。そして、何よりも「ケース込みでの販売」というコンセプトが成功を収めた理由のひとつではないだろうか。

耐水性顔料インクは水に濡れても大丈夫。シンプルなデザインながら、極みに極めたサインペンカラーは全40色。単品から5本セット、10本セットと選ぶことができるが、いずれも1本あたりの価格は200円に設定されている。

 

「SAKURA craft_lab 004」は、2色のゲルインキボールペンとシャープペンシルを備えた多機能ペン。001〜からから始まるラボシリーズも、8,000円(税抜)という価格帯ながら絶大な人気を持つペンである。

回せばボールペン、ノックすればシャープペンという無駄のないシンプルな操作性は、使い慣れると体の一部のように扱うことができる。シャープペンを備えているだけあり、頭冠の内側には黒色の消しゴムが収納されています。デザインは「001」のDNAを受け継ぎ、シンプルなフォルムはそのままに、アンティーク風の頭冠とボディ中央のローレットが特徴。

触れるだけで心地よく、1本のペンとして完成しているのがラボ004の魅力です。

 

機能賞:タップテープ[カンミ堂]

タップテープは『日常使いしやすい手軽さ・デザイン』をコンセプトに生まれた新しい形の“両面テープ” 。

貼りたいものの裏面にポンと押すだけで両面テープを手軽に貼れるというアイディア商品です。“ちょっと貼りたい”を快適にできるのは最大の魅力。

例えば手帳に写真やチケットなどを貼ってログを残したいという方や、ノートにプリント貼りたい時にはとても便利。W41×H57×D14mmのコンパクトなサイズなので、持ち運ぶにも邪魔になりません。

カラーはホワイト、スモークブルー、マスタード、グレーの4色があり、価格はいずれも450円(税抜)。

 

大正4年から優良な消しゴムを作り続けているシードから登場した「クリアレーダー」。

『青いケースの消しゴム』で親しまれている「レーダー」シリーズから、透明性と消字能力、折れにくい柔軟性を加えた新しい消しゴムです。透明性と消字性を両立するのは技術的に難しいことなんだとか。

ラインナップは「クリアレーダー100」「クリアレーダー150」の2サイズ。

シードと言えば「スーパーゴールド」という天然ゴムを使った高品質な消しゴムがあるが、こちらも合わせてチェックしてみることをオススメします。

 

大賞こそ逃したものの、注目すべきアイテムがズラリと揃う部門賞。

きっと気になる文具が数多くラインナップしているハズです!

 

ボールペン賞:ジェットストリーム エッジ[三菱鉛筆]

やはりこれは受賞すべきして選ばれた逸品で、なんだかんだジェットストリームの書き心地は最高です。2020年、ジェットストリーム使うならEDGEが一番いいだろう、という流れになってくるのではないかと思います。

シャーペン賞:KOKUYO MEシリーズ シャープペンシル0.7㎜[コクヨ]

KOKUYO MEシリーズはノートからペン、ケースなど様々なバリエーションが同時に発売され、お洒落な文房具を揃えて持つことができるのが魅力の商品。インスタグラムを始めとするSNSで話題を集めました。

 

万年筆賞:カスタムNS[パイロット]

Pilotのカスタムシリーズは国内万年筆でも最も人気の高いペンであるが、「カスタム」シリーズ初となるステンレスペンを採用しているため、万年筆初心者モデルとして登場しています。カラーランナップが豊富であるのが特徴の一つです。

 

カラーペン賞:クリッカート[ゼブラ]

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サインペンなのにキャップがなく、なのにインクが乾かないという特殊構造を持つクリッカート。ノック式で手軽に使えるのも受賞したポイントのひとつではないだろうか。

 

筆ペン賞:速乾筆ペン 瞬筆(しゅんぴつ)[パイロット]

PILOT
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1秒で乾く「速乾インキ」を搭載し、書いても封筒や手が汚れるリスクが少ない素晴らしい筆ペン。ご祝儀袋など大事な書きモノで活躍する商品です。

 

鉛筆賞:ホクサイン[クツワ]

濃い芯でも折れにくいアート鉛筆「HOKUSIGN(ホクサイン)」芯の強度が通常の鉛筆の2倍もあり3Bや4Bなどの濃い芯でも折れにくく、極細2㎜芯は細い先も滑らかに描けます。価格は1本税抜180円。デッサンや絵画、書写に最適な新しいアート鉛筆です。

 

消しゴム賞:モノタフ[トンボ鉛筆]

硬く、しなりにくい新配合の消しゴムとして登場した「モノタフ」。スリーブに矢印マークがあり、そこに指を置くことで消しゴムのしなりを抑制することができ、力を入れて消すという負担を分散させることができます。

 

修正テープ賞:ロルバーン修正テープ[デルフォニックス]

ロルバーンノートのクリーム色に対応した専用の修正テープ。多くのユーザーが愛用しているロルバーンだからこそ登場した商品と言えるが、実際に見てみると本当に修正跡が残らずに見えるのは素晴らしい。

筆箱賞:SMART FIT ALTNA スタンド ペンケース〈マグネット付〉[LIHIT LAB.]

ここ数年、スタンド型のペンケースが流行しているが、SMART FIT ALTNA スタンド ペンケースはケース上部の蓋にマグネットがあり、スチールにピタッと貼り付けることができるペンケースです。デスク側面にスチールがある方はとても便利な商品だと思います。

 

ファイル賞:SMART FIT ALTNA スタンドホルダー[LIHIT LAB.]

普通のA4クリヤーホルダーに見えるが、実はホルダーを立て掛けて自立させることができる新しいタイプのホルダーです。スタンドさせても滑らないようグリップがあり、書類が見やすいようインデックスも付属しています。

 

収納賞:PEGGY(ペギー)[キングジム]

ペグボードを使用した卓上収納ボード「PEGGY(ペギー)」。昨今のDIYブームではペグボード(有孔ボード)を用いた壁面収納に人気が集まっているが、手軽に簡単にペグボードを使うことができる商品。デスク収納をより極めたい方にオススメしたい。

付箋賞:ポスト・イット® エクストリームノート[スリーエム ジャパン]

付箋と言えばポスト・イットだが、「ポスト・イット® エクストリーム ノート」はコレまでの付箋とは大きく違い、“今まで使えなかった場所や環境でも使える”ことをコンセプトにした新商品。水場から野外でも使えるよう特殊な紙と粘着剤を使うことで、場所を問わずに使える付箋として人気が集まってます。

 

レター賞:クラフト便箋ミニ[マルアイ]

封筒メーカーのマルアイから登場した小さくて可愛い便箋。マルアイの定番商品『藤壺』シリーズを約40%サイズまで縮小しした「クラフト便箋ミニ」が受賞となったが、クラフト以外にもシリーズがあるので気になった方は上記リンクよりチェックしてもらいたい。

 

カード賞:お花のバースデーカード[PRIMART]

カード賞を受賞したのはPRIMARTのお花のバースデーカード。1月から12月まで毎月のお花をモチーフにしたデザインと、二つ折りのスクエア形状によりインスタグラムでも話題になったカードです。

 

メモ賞:パッとメモ[デザインフィル ミドリカンパニー]

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メモ用紙の左側面が糊付けされていて、使ったら剥がしておくだけですぐに新しいページにアクセスできるというアイディア商品。使い方を動画で紹介しているのでぜひチェックしてもらいたい。

ボード賞:CotiCoti(コチコチ)[欧文印刷]

タスク管理・タイムスケジュールを視覚的に管理したい人に良さそうなCotiCoti。Googleカレンダーなどのデジタルでスケジュール管理を上手くできないとい方にオススメできるのではないでしょうか。

 

ノート賞:二つ折りリングノート コンパックノート[キングジム]

二つに折りたたんで持ち運べる、携帯性に優れたリングノート。リーフの追加・差し替えはリングノートだからこそできるメリットのひとつ。用途にあわせて選べるA5、B5、A4サイズがあり、ペンホルダーがついているのもポイントです。

 

手帳賞:ソフトリングダイアリー[コクヨ]

リングノートのデメリットである、リングが手に当たって書きづらい・痛いを解決した新しいノートの手帳版。方眼罫のフリーページも60枚あり、メモの多い方でも安心して使えそう。

カバー賞:ロルバーン ポケット付メモ カバー クリア[デルフォニックス]

鮮やかな表紙のカラーを楽しめるロルバーンだが、そこのクリアの専用カバーが登場した。ポケット付のため使い勝手も良く、お洒落なカード類を挟まめばSNS映えする一冊が作れそうな予感もします。

 

マスキング テープ賞:ミニ注意テープ[マルアイ]

友人とのプレゼント交換がちょっと楽しくなりそうな新しいマスキングテープ。一区切り(38.1mm)毎にマイクロミシン目があるので、都度キレイにちぎって使えるのもポイントです。

 

テープ賞:テープカッター TC-401[プラス]

テープの設置を独自の「バネ式フック」にすることでワンタッチテープ交換を可能にした「テープカッター TC-401」。社内、コワーキングスペースなど、新しい働き方が見直されている環境下で、シェアして文具を使う時にとても便利なアイテムです。

 

のり賞:ピットエアー[トンボ鉛筆]

最後まで軽く引ける独自のエアータッチシステムを搭載し、軽く引くだけでテープが貼れる「ピットエアー」。網目形状パワーネットテープにより強い粘着力を実現し、厚手の封筒などでも安心して使えます。テープのりの新基準となりそうな新製品です。

 

シール賞:しおり刺繍シール[デザインフィル ミドリカンパニー]

手帳やノートの表紙に貼ることで、しおり付きにカスタマイズできる立体感のあるしおり刺繍シール。粘着シールは強力でアイロン接着も可能なため取れてしまう心配もありません。B6~A5サイズに対応しており種類も豊富です。

 

クリップ賞:ディークリップス ナノ[デザインフィル ミドリカンパニー]

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デザインと機能性を兼ね備えたステンレス製のゼムクリップ「ディークリップス」のミニサイズとして登場した『ディークリップス ナノ』。動物や乗り物、フルーツなどのモチーフをデザインした計10柄がラインナップし、ちょっとしたコミュニケーションツールとしても使えそう。書類は10枚ほどを留めることができます。

 

ハサミ賞:携帯ハサミ「サクサポシェ」グルーレス刃[コクヨ]

マシュマロのような柔らかいフォルムをした携帯ハサミ「サクサポシェ」は、ハンドル部分を軽く押してスライドすると刃が出るため、片手でさっと切り始めて簡単に収納することが可能なハサミ。キャップを紛失する心配がないのもメリットですね。刃は「ハイブリッドアーチ刃」を採用しており、マスキングテープなどの粘着テープを切っても、ベタつきません。

カッター賞:開梱カンタン カイコーン[オルファ]

カイコーンは開梱作業をより安全なものにしようと開発された開梱用カッターです。オルファならではの切れ味に加え、本体の耐久性や形状にもこだわって開発。刃にはステンレス鋼を使用し、水洗い可能なため手軽に長く使えるのもポイントです。

うさぎや賞:TACCIA「浮世絵インク」シリーズ[ナカバヤシ]

「浮世絵インク」は、葛飾北斎・東洲斎写楽の浮世絵作品から色の着想を得た万年筆用インクシリーズ。文具ソムリエの石津 大氏がプロデュースを行い、カラーコンサルタントの松本 英恵氏がカラー監修しています。「TACCIA」はカリフォルニア生まれの高級筆記具ブランドだが、安全性の高い原材料を使用し国内で開発・製造しています。カラーは全8色です。

 

石丸文行堂賞:小型電池鉛筆削りスピモ[クツワ]

超スピードモーターを搭載し、0.9秒で削れる電池鉛筆削りとして登場した「スピモ」。新品の鉛筆の場合5秒、芯先が丸い場合は0.9秒の速さで削ることが出来るという新製品。持ち運びにも便利なコンパクトサイズで、オーバーヒート防止装置付きの安全設計がなされています。

 

TSUTAYA賞:万年筆推薦紙見本帳[山本紙業]

万年筆ファン必見の万年筆と相性の良い紙18種類を綴じたレポートパッド型の見本帳。各種5枚づつ綴じており、それぞれの用紙で「滲み・裏抜け・乾燥時間」を試すことができます。選定した18種類は比較的オールマイティーに使用できる紙のなので、手持ちの万年筆とインクに合う紙を探すことができます。

 

ナガサワ文具センター賞:クリアスタンプ[パピアプラッツ]

PAPIERPLATZ/パピアプラッツは各方面で活躍されている作家さん達とコラボレーションして、紙モノを中心にモノづくりをしているメーカーですが、部門賞を受賞したのはクリアスタンプ。専用のアクリルブロックを使ってお洒落なスタンプが捺せます。

 

東急ハンズ賞:HD-10TL[マックス]

今やホッチキス(ステープラー)はハンディタイプが主流だが、マックス株式会社から革新的な商品が登場した。1回で3連(150本)をも装てんできる針山が標準装備され、連続作業が従来の1.5倍に。業務用レベルのステープラーが個人使いできるのが魅力だと思います。

 

オフィスベンダー賞:フィモ レザー[ステッドラー日本]

粘土を固めるとレザーのような質感に変わるというレザークラフトの概念を壊した画期的な商品。オーブンで130度で30分間加熱すると固まるという手軽さも人気の秘密で、気軽にレザークラフトを楽しみたい人は是非チャレンジしてもらいたい。

 

丸善ジュンク堂書店賞:イッポ しっかりもてる かきかたえんぴつ[トンボ鉛筆]

筆圧のかけ方にに慣れていない未就学児から小学校低学年までのお子様に人気の「しっかりもてる かきかたえんぴつ」。持ち方ガイド付きの鉛筆として知られ、○印に指を合わせて持つと正しい鉛筆の持ち方になるというシンプル仕組み。すべり止め加工もされているのでしっかり持って安定した筆記が可能です。
正しく持ちやすい三角軸とスタンダードな六角軸がラインナップされ、硬度は低学年の児童が扱いやすい2Bと4Bとなっています。

 

有隣堂賞:ノンスリップアルミ定規〈 15㎝ 〉[ミドリ]

カッター使用時や線を引く時にペンやカッターがずれてしまう不便さを解消した『ノンスリップアルミ定規<15cm>』。定規背面には滑り止めが付いているためカッターの作業を快適に行うことができ、定規の背面にマグネットが内蔵されているため、スチールの壁などに留めて保管ができます。軽く耐久性に優れたアルミ製定規のスタンダード商品になりそうな予感がします。

 

ロフト賞:ヘイコウのものさし[共栄プラスチック]

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平行の線を引くための定規、その名も「ヘイコウのものさし」。本体のボーダー線を基準に寸法を取ることで、サイズを測る・線を引くという作業時間を簡単に短縮。デザインも可愛らしく、ノート術・手帳術を上手く活用したい人に注目されています。

 

コーチャンフォー賞:「テプラ」Lite LR30[キングジム]

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テプラをスマホだけで操作することができる「テプラ Lite LR30」。当サイトでもレビューを行っているが、面倒なテプラ作業が本当に手軽にできるのは驚きだった。定理整頓の作業が驚くほど捗ると思います。

ノベルティ研究所賞:ペパニャーカ[papernica]

紙で作るアコーディオン「ペパニカ」のねこ型。ひとつ一音だけ鳴り、ドレミファソラシドを全て揃えるとハンドベルのように演奏を楽しむことができます。お絵かきをしたり、スタンプを押してデコレーションすると世界に一匹だけのオリジナル「ペパニャーカ」を楽しむことができます。

 

以上です。気になるアイテムは見つかりましたでしょうか。

自分のライフスタイルに合わせて「コレは使ってみたい!」という商品がみつかるといいですね。