【カメラの防カビ対策】防湿庫・ドライボックス選びをサイズ別にまとめ

カメラやレンズにとって最大の大敵である湿気。

大切なカメラをカビから守るために防湿庫やドライボックスを使うことは大切なことです。

特に5月~9月は湿度が非常に高くなるので、長年の蓄積を経てカメラは確実にカビてしまいます。

画像左が防湿庫内の湿度(49%)、右が外の湿度(72%)

 

そこで、カビからカメラを守るためのアイテムを紹介したいと思います。

低価格なドライボックスから防湿庫まで、安心して使える評価の高い商品を集めましたので是非参考にしてみてください。

 

防湿庫には2種類ある

 ドライボックス+乾燥剤

 

ドライボックスは乾燥剤を入れて密封させる容器のことです。
低コストで湿気から守ることが可能ですか、定期的に乾燥剤を交換する必要があります。(予算は¥1,000~2,000が相場)

 

 防湿庫

防湿庫は電力を使って自動的に湿度をコントロールしてくれます。
(電気代は1日1~2円程度。予算は¥10,000~50,000が相場)

 

どちらを選ぶべきか!?

 ”お手軽価格” で済ませるならドライボックス

  • 価格が安い
  • 場所を取らない
  • 乾燥剤の交換が必要

”しっかりと管理” するなら防湿庫

  • 価格が高い
  • 場所を取る
  • 電源が必要
  • しっかりと湿度を管理できる

個人的には今後のことも含めて防湿庫を選ぶほうが賢明だと考えています。

 

防湿庫を購入する前にチェックすべき3つのこと

サイズ・容量は大丈夫か

自分が持っているカメラ(or 今後購入するであろうカメラ)よりも大きいサイズを買うことが最低条件です。

ほとんどの防湿庫では問題ないと思いますが、スリムタイプの防湿庫もあるので気を付けましょう。

 

設置場所の確認(電源と配線)

電力を使うので、購入時には電源と配線のことを考える必要があります。

 

乾燥タイプは2種類ある「乾燥剤方式」「ペルチェ方式」

メーカーによって異なりますが、どちらの方式かは知っておく必要があります。

 

「乾燥剤方式」

 ユニット内にある乾燥剤に水分を吸着させて除湿を行う方式のことです。

数時間おきに30分間ほど乾燥剤を加熱させるため、常時湿度が安定するわけではない

半永久的に使えるのが最大のメリット。

 

「ペルチェ方式」

 除湿速度が速く、電子コントロールにより常に乾燥した状態が続いている。 保証年数は3年、耐用年数は10年程度と短い。

ここまでのまとめ

  • カメラのサイズを確認し、少し大きめの防湿庫を選ぶ
  • 設置場所と電源の確認をしておく
  • 半永久的にメンテナンスフリーを考えているなら「乾燥剤方式」
  • デジタルで常時乾燥させたいなら「ペルチェ方式」

以上のことを踏まえて、防湿庫・ドライボックスを集めてみました。

 

ドライボックスを選ぶなら

ドライボックスは「ナカバヤシ」「ハクバ」が安定のブランド。加えて乾燥剤を購入するのも忘れないようにしましょう。

5Lサイズのコンパクトタイプ

 

8Lサイズの縦長タイプでコンパクト収納

 

11Lサイズのフラットタイプは取り出しやすい

 

15Lサイズの縦型サイズ

 

27Lサイズの大容量でコスパ良し

ナカバヤシ(Nakabayashi)
¥2,600(2024/03/29 01:58:09時点 Amazon調べ-詳細)

 

【必須】乾燥剤も忘れずに!

 

参考までに5.5Lの容量イメージがこちらです。

参照元:Amazon CAPTCHA

 

防湿庫を選ぶなら

防湿庫のブランドを先に紹介します。

長年の実績と国内シェアの大半を占めている安心のブランド。

価格は抑えめだが、標準装備はしっかりと整っているので+αを求めない人に適したブランド。

とにかく安さを求める人向け。恐らく台湾製?と思われるが必要最低限の装備は整っている模様。

安心した商品を求めるなら2大ブランドである東洋リビングかトーリ・ハンがオススメです。

 

【〜30Lサイズ】コンパクトで低価格な防湿庫

東洋リビング ED-25CAM(24L)

 

HAKUBA KED-25(25L)

 

Re:CLEAN RC-21L(21L)

 

【30〜50Lサイズ】ミドルサイズは商品展開も多い

40リットルのサイズイメージです。

参照元:Amazon CAPTCHA

 

トーリ・ハン  T-33D-MII(46L) ※薄型タイプ

 

東洋リビング ED-41CAT(B)(39L)

 

HAKUBA KED-40(40L)

 

Re:CLEAN RC-30L(30L)

 

【50〜80Lサイズ】本格的にカメラを使っている人向け

ABmcdc 60L(65L) 

 

HOKUTO 防湿庫 HBシリーズ(68L)

 

HAKUBA KED-60(60L)

 

トーリ・ハン H-60D-MII(56L)

 

東洋リビング ED-80CATP(B)(77L)

 

【80Lサイズ】これがあればもう完璧

東洋リビング ED-120CATP(B)(116L)

 

トーリ・ハン H-110D-MII(107L)

 

IDEX D-strage DS-103M(100L)

 

HAKUBA KED-100(100L)

 

さいごに

ということでカメラ、レンズの保管に大切な防湿庫・ドライボックスについて紹介しました。

個人的には30~50リットルサイズの防湿庫があれば、カメラ・レンズ・ビデオなどの保管がある程度できそうです。

選び方は人それぞれですが参考になればと思います。