函館に旅行に行き、世界的にも有名な「夜景撮影」をしてきました!
夜景撮影の最大の敵は「手ブレ」ですよね。
一眼レフでもスマホでも夜景撮影の手ブレを防ぐためには、三脚などの固定ツールが必要になります。
旅先で三脚を持ち歩くって苦痛そのものだし、さらに子連れ旅行となればその負担はより一層キツイんですよ。
子供が「抱っこ!泣」なんて言い出したら終わりですからね。笑
僕は旅行で三脚を持ち歩くの無理!と結論づけている人間です。
ましてや、夜景なんて一日の最後のイベントなので終日持ち歩くなんて無理。
そんな想いで葛藤して色々と調べてみた結果、函館山の撮影スポットには手すりがある!ということを知りました。
手すりにカメラを固定することができれば、手ブレを気にすることなく夜景撮影ができるかもしれない。
そう考えて購入してみたのが「UTEBIT クランプ」という商品。
Amazonでサクっと購入しました。
三脚に比べてコンパクトで軽いので、これなら持ち歩いても大丈夫かもと思い、実際の函館山夜景撮影で使ってみました。
結果は購入して大正解!
手ブレを気にせずに撮影することができました。
いやぁ、函館夜景は本当にすごい。じっくり堪能しちゃいましたね。
この景色を見るだけでも函館に来て良かったと思えるほど美しかったです。
撮影に使用した機材は「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII」と超広角レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」。
やはり超広角レンズは広い画を撮りたい時は最高に楽しいレンズですね。
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では、そんな撮影で大活躍してくれたクランプをレビューしてみたいと思います。
「UTEBIT クランプ」はどんな商品か?
こちらが実際の商品。「クランプ+パノラマ雲台」がセットとなっています。
仕組みは簡単で、ネジを回して万力のように挟みこんでクランプを固定します。
いわゆる「C型クランプ」というやつですね。
この仕組みなら函館山にある手すりに固定ができそうで期待ができます。
クランプには雲台も含めてカメラを固定する場所が4ヶ所あるので、ストロボ用など様々な使い方も期待できそう。
クランプの取り付け部は最大60mmまで調整可能でかなり開くほうだと思います。
さらに、雲台は360度回転可能の自由雲台となっているのもポイント。
クランプを固定してもカメラの角度を自由に変えることができるので本当に便利。
自由雲台のミニ三脚「マンフロット PIXI EVO」でその便利さを何度も体感していますが、固定撮影でこの機能は必須だと思っています。
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気になる重さは367g!これなら旅先でも持ち歩ける!
クランプ本体は「強化アルミ合金」できており重量は367g。
そこそこ重量はありますが三脚を持ち歩くことに比べたら圧倒的に軽いので、一日中バックの中に忍ばせておいてもそこまで苦痛ではありませんでした。
もちろん三脚と比較してしまえば撮影の幅は狭くなってしまいますが、持ち運びの手間を考えたら軽量のクランプのほうが便利だと思いました。
クランプはしっかりと固定できる!
クランプが自由雲台である不安点として、ちゃんとカメラを固定することができるか?という点が気になると思いますが、この「UTEBIT クランプ」は最大負荷荷重は3kgまでとなっているので、かなり大きなカメラでも対応できると思います。
私の場合は「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」で合計1kg程度でしたので、余裕で固定することができました。
似たような商品としてフレックスアーム式のクランプを持っているんですが、重量のある大型の大口径レンズだとアームが曲がってしまってしっかり固定できないんですよね。
その点「UTEBIT クランプ」はフレックスアームに比べてしっかり固定できるのが利点です。
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スマホで撮影する場合でも使える
最近のスマホはデジカメ並みに画質が綺麗なので、夜景撮影をスマホで撮影するという方も多いと思います。
実際のところ函館山でもスマホで撮影をしている方がほとんどでした。
今回僕が使用した「UTEBIT クランプ」に加えて「スマートフォンホルダー」 のような固定ツールを合わせて使えば、 スマホでも手ぶれを最大限押さえて撮影することができます。
函館山の夜景撮影は三脚よりもクランプがおすすめ
函館山の撮影スポットは非常に混雑していました。(※参考までに私が行ったのは1月の2週目)
100人単位でケーブルカーが次から次へとやってくるので、撮影スポットの最前列で三脚を使う勇気は無かったですね。
三脚は足場に広いスペースが必要なので、固定クランプを使ったほうが圧倒的にスピーディで楽だと思いました。
重さ的にもクランプの圧勝です。
【三脚】Velbon Sherpa 445Ⅱ | 【C型クランプ】UTEBIT クランプ |
1.53kg | 0.37kg |
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また、撮影のために居座ってしまうと周りの人に迷惑がかかるので、最低限のマナーを守るためにもこれくらいの準備はしておく必要があると思います。
- クランプの幅は最大限開いておき、タイミングが来たらサッと手すりに装着する
- カメラのマニュアル設定は事前に準備しておく
これだけしておけば、撮影準備も1分以内にできると思います。
とにかくこの「UTEBIT クランプ」を持って行って良かったというのが感想ですね。
さいごに
軽くて持ち歩きに便利なクランプですが、今後も何かと利用価値がありそうなので重宝していきたいと思います。
特に旅行用としては良いアイテムかもしれないと思っています。
夜景撮影用としては使える場所が限定されるかも知れないが、カメラユーザーであれば持っておいて損はないツールなんじゃないかなと思います。