自分が死んでも家族に迷惑を掛けないために「エンディングノート」を作成しました。
エンディングノートとは、銀行口座、自動引き落とし、クレジットカード、電子マネー、保険などの個人情報を一冊のノートに書いておき、自分に万が一が起きた時でも残された家族の負担を減らすためのノートです。
遺言や葬儀のことや延命治療をどうするかなど「エンディング=死」を迎えた時に役立つため、高齢者になればなるほど多くの方が書いているノートではないでしょうか。
私自身も「エンディングノート=高齢者が作るノート」というイメージを持ってましたが、実際に書いてみると
と真剣に思うように。
私が購入したのはコクヨの「もしもの時に役立つノート」。
エンディングノートとして最も有名な商品です。
商品名からは優しい感じが伝わりますが、このノートが一番活躍するのは自分が死んだ時でしょう。
それ以外にも、倒れて入院した時や意識疎通が取れない時など自分ではどうしようもできなくなった状況、いわゆる不測の事態に備えておくためのノートとも言えると思います。
はい。ということで、私が死んだら妻はめちゃくちゃ困るんじゃないかと・・・。
両親や家族にも書いてもらい、万が一の時に情報を共有できる環境を作っておくことはとても大切なことです。
ということで「もしもの時に役立つノート」とはどんなノートなのか? 何を書くのか?について紹介したいと思います!
「もしもの時に役立つノート」って何を書くの?
このノートは“もしもの時”に、家族が自分の個人情報を他人に管理してもらうためのノートです。
書ける項目をざっくりまとめるとこんな感じですね。
- 銀行口座、口座自動引き落とし
- クレジットカード、電子マネー
- 保険、医療
- 不動産、資産
- スマホ、パソコン、メールの情報
- ペットについて
- 親族や知人の連絡先
- 介護、葬儀、相続、お墓について
- 遺言
何か起きた時、遺族が処理しなくてはなならない項目がまとめて書けるようになっています。
特に銀行口座の凍結やクレジットカードの処理は大変なので、まとめて書いておくと非常に助かると思います。
スマホやパソコン等は見られたくないものもあるでしょう。笑
まぁ、墓場まで秘密にしたいことはそのまま秘密にしておいていいんじゃないでしょうか・・・。
で、このノートは何も死んだ時以外にも、こんな状況でも役に立つんです。
こんな時に役立つ!『死・入院・日常生活』
入院で動けなくなった時や、意思疎通ができなくなった時、さらには日常生活で困った時(財布を落としてカード類を紛失した)などでも活躍します。
これらは、このノートの冒頭に漫画で紹介されているので必読です!
- 家族が入院した時
- 親が亡くなった時
- 日常生活の中で困った時
作るの面倒だったけど少しづつ書けばいいと思った
それが私の最初の感想。
じゃぁ何故買ったんだ?と言うと、それは家族のため。
まずは財布に入っていたカード類の情報を書くことから始め、“たった10分足らず”で大事な情報をひとつ残せました。
正直、一度に全部を作成しようとすると大変です。
特に不動産や資産などをお持ちの方は簡単ではないでしょう。
ただ、このノートは一度作れば終わりというノートではないので、その都度付け加えたり、何度でも書き直せばいいんです。
自分以外の人(家族や子供たち)が読めればそれでいい。
少しずつ書いていけばいいんだと思いました。
家族に安心を残していく
万が一自分が死んでしまった時、このノートを残しておくかどうかで家族の負担は大きく変わります。
親類を亡くされた方なら分かるでしょうが、銀行口座の管理やクレジットカードの処理、特に相続関連などは本当に大変なことです。
でもこのノートさえを残しておけば、遺族の負担は大きく減るものだと思います。
安心を残すためのノート。
この言葉に尽きますね。
家族や両親にも書いてもらおう
これまで、自分主観でこのノートの作成に取り掛かっていましたが、もう一つ大事なのは家族や両親にも書いてもらうという点。
何かあってからでは遅いので、やんわりと書いてもらっておくと良いのではないかと思います。
難しいかもしれないけど、万が一の時に情報共有できる環境は必要ですね。
さいごに
ということで、コクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」を書き始めて思ったことをズラズラと書いてみました。
書くまでは面倒だと思っていたものが、実際に書いてみると何か安心する不思議なノート。
年齢関係なく、何かあったときのための大切なノートだと思いました。