NY在住のマイノリティ達の日常を描くドラマ、「マスター・オブ・ゼロ」にすっかりハマりました。
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「マスター・オブ・ゼロ」ドラマのあらすじ
NYでマイノリティな存在である、インド系アメリカ人の主人公のデフ。
彼のジョークのセンスが抜群でコメディ要素たっぷりの海外ドラマです。
ジム・キャリーっぽい台詞や表情に思わずニヤッとしていまう作品で、観ていながらのヒーリング効果は抜群で、ストーリーに緊迫感もなくまったり見れるドラマです。
一言で表すと、とても中毒性が高い作品だと思います。
30歳男子で独身、主人公デフは現代人そのもの。
NY在住のデフは売れない役者で、過去にCMに出演したギャラでそれなりに生活をしています。
愉快な友人や家族に恵まれ、恋愛にもとても積極的で、
- 疑問に思ったことはすぐにスマホでググって解決。
- 友人と夕飯に行くときはネットで検索。
レビューを見ながら決める姿などは、自分の一面を見ているようで面白いです。
また、このまま30代を過ごして結婚して40代を迎えていいのか?
と、誰もが悩むような心理状態も描かれて、シーズン1では彼の人生の中で起こる大事な選択場面(恋愛・結婚など)を真面目に愉快に描かれています。
とても共感できる内容が多々あり、思わず見入ってしまいます。
コメディ要素が高いけど、ストーリーもとても良く作られていてかなり真面目なドラマとも言えます。
また「インド系アメリカ人」という人種的マイノリティな点も描かれているものの、それすらコメディな展開にしてしまう彼の人格にとても好感を持てます。
洋題は「Master of None」その意味は
元々の意味は「Jack of all trades is a master of none.(→多芸は無芸)」という慣用句(ことわざ)です。
- A jack of all trades が主語
- a master of none が補語
A jack of all trades は全ての職業に従事する人、つまりどんな仕事でもする人という意味で、a master of [職業]、は職業の達人と訳します。
a master of none の様に否定的な単語にするとなんの達人でもない、という意味になります
つまり・・・
あれこれと色んなことに手を出すものは、そのいずれにおいても一流ではないという意味になりますね。
主人公デフ(アジズ・アンサリ)
アジズ・アンサリ / Aziz Ansari
この「マスター・オブ・ゼロ」で主人公を演じる彼は、主役・製作総指揮・脚本に務めています。すごい多才な人ですね。
「マスター・オブ・ゼロ」を視聴するには
NETFLIXオリジナルコンテンツ作品のため、視聴はNETFLIXのみになります。
NETFLIXで色々と海外ドラマ観てますが、この手のゆるゆるドラマは初めて見ました。いい意味で100点満点がつけられないドラマです。
今やVODサービス(ビデオオンデマンド)を利用して、月額定額制の映画・海外ドラマを視聴するのが当たり前の時代になっていますが、私もこれまでいくつかのサービスに加入し、今は3つのサービスと契約しています。VODサービスはスマホ/タブレ[…]