さんざん悩んでいたカメラ用・ビデオ用三脚を選ぶことに終止符を打ちました。
色々とネットでリサーチしまくった挙げ句、結局はアキバヨドバシへ出向き、専門スタッフから十分なアドバイスを頂いてコレに決めました。
カメラ用三脚 Velbon(ベルボン)「シェルパ 445Ⅱ」
予定していた予算(2万円弱)の半額で購入。ネットならさらに安かったが、店員さんの話を色々と聞いているうちに普通の環境でいい写真が撮りたいだけの僕にはこれで十分だと判断した為です。
三脚は上を見たらキリがないですからね。
「100回の検索より1回のヨドバシ」とはよく言ったものです。(誰が?)
ということで今回は、カメラでもビデオでも使える三脚のお得な買い方をテーマに、購入した「シェルパ 445Ⅱ」をレビューしたいと思います。
ビデオ用三脚に関しては後述します。
Velbon「シェルパ 445Ⅱ」の特徴と外観
シェルパはVelbonの三脚の中でも最も定番で長く愛されているシリーズです。
購入した「シェルパ 445 Ⅱ」は、フットワーク重視の軽量・小型タイプで、小さくても伸縮比は高くクイックシューや水準器など装備も充実しており、レビュー等でも高い評価を受けいる定番シリーズの商品です。
基本スペック
Velbon Sherpa 445Ⅱ 基本スペック | |
材質 | アルミ |
雲台タイプ | 3WAY雲台 |
全高[EVあり] | 1540mm |
全高[EVなし] | 1276mm |
最低高 | 221mm |
縮長 | 480mm |
脚経 | 23mm |
段数 | 4段 |
質量 | 1.53kg |
推奨積載 | 2.0kg |
脚の伸縮操作はクイックレバーロック
クイックレバーロックなので、ワンタッチで素早く伸ばせます。
パカっと開いて
シャキーン。
やっぱ三脚はこれですよね。女性でも簡単に伸ばすことが出来ます。
また、クイックレバー式ならしっかり固定できることもポイント。
全高のEV有り・無しの比較
この状態(EV無し)で全高1276mmです。
EVを伸ばすと再全高1540mmになります。
このちょっとの差が運動会などで威力を発揮するという・・・。
最低高は3段階
脚を開いて最低高221mmまで下げることが可能です。
脚の開閉角度は3段階で調整が可能。
ここをスライドさせると各段階ごとにカチャっとハマる仕様になっています。
これ以上低くしたければマンフロットの「PIXI EVO」をオススメします。
絶賛愛用中のオリンパスミラーレス一眼「OM-D E-M5 Mark II」の撮影 […]…
しっかりとした3WAY雲台
3WAY雲台がコンパクトながらしっかしとした太さで、グリップ力も高くてとても操作しやすいです。
もちろん収納時もコンパクトになります。
何気にこのグリップ力と操作性の良さが購入の決め手になったかも。
クイックレバーロック
カメラの底面に付けるクイックシューもレバー1つでガッチリ固定。
水準器はシンプルで十分
水準器はメーカーによって色々と違うことを知りましたが、正直コレひとつで事足りています。
暗くても割と見えるので、個人的に全く問題ないです。
三脚を長く使うための重要パーツ
店員さんに教えてもらったことですが、この画像にある脚を固定するこの部分がしっかりしたものを選ぶことが重要だそうです。
耐久性に一番関わってくるパーツらしく、実際に他社の安い三脚を見ているとココが弱そうな印象を受けました。
その点、ベルボンは剛性重視の一体型ボディを採用し、パイプは脚軸でしっかり固定されているので安心できます。
ところでこの部分ってなんて言うんですか??
三脚にミラーレス一眼/OM-D E-M5 Mark IIをセット
僕の愛機であるオリンパス 「OM-D E-M5 MarkⅡ」を実際に取り付けてみます。
クイックシューをカメラの底面に取り付けて、カチャッと三脚に取り付けるだけです。
なんか見た目の雰囲気も無骨な感じでいいですね。
まったく問題なくスムーズに使えています。
次にビデオ用三脚の話です。
ビデオ用は雲台だけを購入するのがお得
低価格なビデオ三脚は足が弱い
1万円以下のビデオ三脚はどうしても脚が細くて弱くて種類も少ない。
しっかりしたビデオ三脚になると急に高額になります。
その点、カメラ三脚は種類も豊富で、1万円以下の三脚であればカメラ三脚の方がしっかりしています。
ビデオ撮影で三脚が必要なのは子供の学校行事や運動会で使うのがメインなので、カメラ用の三脚を使ってビデオは雲台だけ買うという方法にしました。
ビデオ用の雲台について
これがビデオ用雲台。
固定して使うのが基本のカメラ用の雲台とは違い、レバー1つで上下左右に動かしやすいような構造になっています。
先ほどのカメラ用雲台を三脚から取り外して
ビデオ用の雲台を取り付けます。
パンハンドルを左右上下に動かしてみるとやはりカメラ用の雲台とは全然違いますね。
ビデオ撮影用に特化している感じです。
アキバヨドバシの専門スタッフも、予算から考えてこの購入方法がベストだと同意してもらいました。
ビデオ用雲台をカメラ用三脚にセッティング
僕が所有する6年もののビデオ(JVC エブリオ)を取り付けてみました。
うん。レバーを動かしても脚がしっかり固定されています。
同価格帯のビデオ三脚はとても脚が細くて不安だったけどこれなら安定性も抜群ですね。
まとめ
長くなりましたが、三脚を買うならカメラ用の三脚+ビデオ用の雲台を持っておけば両方に対応できますよ、というお話でした。
この記事は、本格的に撮影をしている人向けではなく、一眼レフとビデオカメラを持っている子持ちのパパ向けが最も対象になるかと思います。
三脚って運動会や学校行事で撮影するのに必須アイテムですからね。
このような購入方法を知っておいてもらえると、三脚探しが捗るのではないでしょうか。
旅行用の三脚代わりなら、クランプという商品もありこちらもオススメです。