お風呂上がりに「soil 珪藻土バスマット」を使いはじめて約1年が経ちました。
そこで、実際に使ってみて感じた使用上の注意点やお手入れ方法などを紹介したいと思います。
珪藻土バスマットの寿命を長くするために必要な情報なので、所有者はぜひ活用してみてください。
珪藻土バスマットを1年使った感想
濡れた足の水を一瞬で吸い取ってくる珪藻土は、布と違って速乾力が高く、洗濯の必要もないのでクリーンな環境を維持出来ています。
自宅用に使うことのみならず、お祝い品としても喜ばれる商品なので、知人の新築祝いや引っ越祝いでも購入することがあります。
プレゼントする価格的にも絶妙にいい感じなんですよね。
soilバスマットが非常に快適です。これなしではお風呂上がれません。汚れてきたり吸水性が落ちてきた場合はヤスリで表面を擦…
珪藻土バスマットを長く使うための注意点
毎日の保管は日陰干しを推奨
ずっと床におきっぱなしにせず、使用後は日陰干しを推奨しているようです。(公式サイトでは2日に1度が目安と記載)
我が家では最後にお風呂を使用した人が、このように立て掛けて保管しています。
バスマットが吸収した水分はなるべく乾燥させたほうが良さそう。
風呂場のドアレールの段差に注意
最近の住宅の風呂場はバリアフリーになっていることがほとんどです。
その場合、この微妙なレールの段差に気を付けて下さい。
このレール上に珪藻土バスマットが掛かった状態で踏むと、割れる可能性がありそうです。
これが直接的な原因か確信できませんが、バスマットがレールに乗った状態で子供がドタバタするとかなりヒビが入る確率が高そうです。
正直、この商品どーなの?
って思いましたけど、これも珪藻土の弱点なんでしょう。
珪藻土バスマットの中でも最も有名な「soilバスマット」は、珪藻土の中にパルプが含まれており強度が強いとされていますが、ヒビが入るくらいの覚悟は必要かもしれません。
珪藻土バスマットを長く使うためのメンテナンス方法
表面を紙ヤスリでメンテナンスする
数ヵ月に1度、珪藻土バスマットを紙やすり(600~800番台)でこすり表面を薄く削ります。
経験上、1200番くらいまで使っても大丈夫だと思います。
紙ヤスリはこの番号であれば全く問題ありません。
下の画像で表面が削られてキレイになっているのが分かるでしょうか?
写真だと少し汚く見えますが、実際はかなり真っ白に見えます。(作業時間は10分)
この作業を最低でも季節に一回はやることを推奨します。
というか、やらないと水を吸収しなくなります。
注意ポイントとしては、微細な粉がかなり出るのでベランダや庭など外でやるのが理想的です。 気になる方はマスクもしておいたほうが良いでしょう。
メンテナンス前とメンテナンス後の吸水を比較
3〜4ヶ月に一度メンテナンスをしていますが、あえて5ヶ月使用した時の吸水状態はこうです。
見て分かる通り、なかなか水を吸水しません。
ところが、紙ヤスリで削るだけのメンテナンス行い、通常ありえないほどの水をかけ、吸水実験をしてみると・・・
(左:メンテナンス前、右:メンテナンス後)
メンテナンスをした右半分は水分をしっかり吸収しています。
なぜ吸水力が落ちメンテナンスをする必要があるのか
これは珪藻土表面の孔が、
- 皮脂油や水垢
- シャンプーなどに含まれる界面活性剤
によって目詰りを起こし、吸水力がなくなってしまうのが原因です。
上記のメンテナンスをすることで吸水力は復活するのでやったほうがいいと思います。
メンテナンス後に復活した珪藻土バスマット
かなりキレイな状態になりました。
(写真だと斑に写ってしまいますが・・・)
このようにちゃんとメンテナンスすることで吸水力が復活し、長く使用することができます。
soilバスマットのまとめ
- 保管は縦置き、日陰干しを推奨
- 紙ヤスリを使ってメンテナンスをしよう
- ヒビが入りやすいので丁寧に使おう
soilバスマットは総合的にオススメできる商品ですが、不安な方は価格の安い珪藻土バスマットから試してみるのも手だと思います。
そして割れる可能性があることと、メンテナンスをする必要があることも考慮してください。
この記事で紹介している珪藻土バスマットの王者「soil バスマット」はコチラです。