通勤や通学で毎日使うパスケース。
人工皮革やビニール地などの安価なパスケースは壊れやすいため、大切なカードや定期券などを入れるのにオススメしません。
そこで使いたいのが高品質な革製パスケース。
耐久性が高い革製品は、品質によっては一生モノとして使えます。
しかもレザーは経年変化によって自分だけに馴染むよう育つので、数年後には全く違う表情を見せてくれます。
例えば、これは私が7年間使っている「PORTER」のパスケース。最初は硬かった革も使い続けることで感触のいい柔らかい革に変わり、自然と最高の艶(つや)が出てきたと思います。
これが革の経年変化の魅力です。
革製パスケースを探す時はそんな楽しみも想像して選んでみてください。
本革パスケース選びのポイント
選び方のポイントとして3つをピックアップしました。
本革パスケースは決して安い商品ではないのでなるべく失敗しないよう以下のポイントをチェックしておいてください。
- 革の種類は何か
→ ブライドルレザー、オイルレザーなど革の種類は多数ありますが、今回は信頼できるのブランドの革を厳選しています - 収納は何枚できるか
→ 外側、内側など、収納する場所を確認しておきましょう - 窓(外からカードが見える)は必要あるか
→ IDカードなどを収納する場合に便利です
本革パスケースの人気ブランド10選
1.ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)
1875年、英国で創業。ホワイトハウスコックスといえば高品質のレザーグッズを展開している知名度の高いブランドで、男性を中心に憧れの革ブランドとして地位を確立しています。
代表的な革はイングリッシュブライドルレザー。強くて耐久性のある最高の革、経験豊かな職人が伝統の技術で形にしている本物のレザーブランドです。
- Whitehouse CoxのブライドルレザーパスケースといえばS9905
- IDや自動車免許など顔写真が付いたカード類を提示するに便利
- 片面は定期や非接触カード類などが収納可能
2.グレンロイヤル(GLENROYAL)
1979年、スコットランドで創業。
高グレードのブライドルレザーを厳選して使用しており、屈強で耐久性も高く、男女・年齢問わず人気の高いブランドです。
グレンロイヤルのロゴが入ったゴールドリングが象徴的です。最近では女性向けの可愛らしいデザインも増えてきているので、気になる方はチェックしてもらいたいところ。
- ブライドルレザーの堅牢さと美しい光沢感が際立ちます
- カードポケット4カ所と大きめのフリーポケットが2カ所
- グレンロイヤルのロゴ入りゴールドリング付き
3.エッティンガー(ETTINGER)
1934年、英国で創業。
レザーアイテムとして「英国王室御用達」(ロイヤルワラント)を唯一貰っていおり、チャールズ皇太子のお気に入りブランドとして世界的に有名なエッティンガー。本物の革製品ブランドを長く使いたい方にとって、エッティンガーはそのようなニーズに答えてくれます。
シンプルなデザインながら一目でその上品さが分かるのでビジネスシーンでは目立つ存在になります。MADE IN ENGLANDの高級アイテムを求める方にオススメです。
- ブライドルレザーを使用
- 薄めのフォルムでポケットの出し入れがスムーズ
4.ポールスミス(Paul Smith)
1970年、英国で創業。
ポール・スミスのカードケースは、上質なレザーを使用したカラフルな色使いと確かな品質で人気の商品です。シンボルであるマルチストライプ柄が遊び心を感じさせ、英国の伝統的なスタイルにポール・スミス独自のスパイスが効いたデザインは持っていても間違いのない一品です。
ブランド力に対しての小物類の価格は全体的にリーズナブルなのも魅力の一つ。シンプルながらも使いやすいのでギフトとしても大人気です。
- マルチストライプがアクセントになったお洒落なパスケース
- パスケース×2箇所、カード入れ×2箇所と収納力あり
5.ポーター(PORTER)
1962年、国産カバンメーカーである「吉田カバン」から生まれたブランド「PORTER」。
徹底して日本製にこだわり続け裁断から仕上げの作業を完全国内生産で行われており、創業者の「一針入魂」という言葉が今も引き継がれています。「頑丈で壊れにくい」というPORTERの最大の強みは小物であっても同じです。学生からビジネスマン、性別問わず誰もが安心して使えるブランドはさすがの一言。
- 便利な2つ折りタイプのパスケース
- クリアポケットx2、ポケットx3
- 上品なエンボス加工を施したレザーを使用
6.イルビゾンテ(IL BISONTE)
1970年、イタリアで創業。
革の品質にこだわり抜き本物の革を長く使いたい人にオススメしたいのがイルビゾンテです。経年変化にこだわりを持っており、“エイジングレザーブランド”と称されることもあるほど。
100%ナチュラルレザーを使っており、他社にはないオリジナルの加工で独自の革を作っているためか、カラーバリエーションも豊富に取り扱っています。オシャレにこだわる若者から高い年齢層まで男女問わず大人気のブランドです。
- シンプルな2つ折りの定番レザーカードケース
- 内側にもパスケースがあり使い勝手が良い
- カラーバリエーションが豊富
7.オロビアンコ(Orobianco)
1996年、イタリアで創設。
オロビアンコとはイタリア語で「白金、貴重なるもの」という意味。世界屈指の生地メーカーであるリモンタ社の高級ナイロンを使うなど、全てのパーツにおいてオリジナルにこだわった高品質ブランドです。
デザインはインパクトが強いものが多いですが、実はクオリティの良さが国内バイヤーの目に留まり爆発的な人気を生み出しました。おしゃれな若者を中心に街中でよく見かけるブランドですがビジネスマンにも愛好家が多いのもの事実。
MADE IN ITALYの厳選された素材やパーツを使ってみたい方はオススメです。
- 内側にポケットが3つある二つ折りタイプのレザーパスケース
- イタリア産の高級レザーを使用
- 豊富なカラー展開
8.トゥミ(TUMI)
1975年、アメリカで創業。
TUMIは男性向けバッグやビジネスアクセサリーブランドとして世界的に有名なブランドです。
TUMIといえば屈強で剛健なナイロン素材が思い浮かぶが、実は革製品もしっかり展開されておりその製品クオリティの高さには自身を持っています。
ラインナップも豊富なので、ビジネスマンには注目してもらいたいブランドです。
- スムースレザーを使用した収納性の高いカードケース
- ウィンドウ付きのカードポケット、カードスロット x 4、スリットポケット x 2
9.ダコタ(Dakota)
1969年、日本で創業。
革素材の品質にこだわり、ナチュラルなデザインで女性に人気の高いブランド。品質に対してのコストパフォーマンスがよいのでリピーターも多いようです。
特に柔らかい革製品のレビューが高く、カジュアルスタイルにも良く合うのでオススメです。
- 窓付きの定期入れがあり、内側にはファスナーポケットが多数
- イタリアンオイルレザーを使用
10.コルボ(CORBO.)
1998年、日本で創業。
比較的新しいブランドのCORBO.は高品質の革素材ながら、リーズナブルな価格であることが特徴です。
丈夫で使いやすく経年変化によるエイジングも楽しめるので、革好きの方からも高い支持を得ています。CORBO.の商品は、日本の職人が丹念に作っており少量生産となっています。
- スキミング防止対応済み
- 背面1カ所・内側3か所(窓アリ)にカードを収納可能
- イタリアンオイルレザーを使用
以上です。
気になった革製パスケースがあったらチェックしてみてください。