WindowsとAndroidをメインに使っていた私ですが、今やiPhone/iPad/iMacと完全にApple化してしまいました。かと言って強烈なAppleファンというワケではなく、純粋に自分がやりたいことに応じてくれていたのがApple製品であったというだけの話。
ただしiPadだけは昔から使い続けており、私にとって欠かせないツールのひとつ。
ただ、新しくiPadが登場するたびに買い換える必要はあるのか?
もちろんこの答えはノーですが、外観・スペックともに大きく進化した新型iPad Pro11には手を出さずにいられませんでした。
- Face ID採用
- 細ベゼルでディスプレイが拡大
- LightningからUSB Type-Cへ
- 大幅なスペック向上
- 使いやすくなったSmart Keyboard
- 簡易に使えるApple Pencil
高速ノートPCのようなスペックを持ちSmart Keyboard+Apple Pencilを一緒に持ち歩けば、外出先や移動中のちょっとした隙間時間に生産性の高い仕事ができると確信したから。
そんな期待とともにポチッと購入することにしました。
購入を迷うならこの公式動画を見てもらいたい。見ると欲しくなるから。笑
iPad Pro(11インチ/256GB/Cellularモデル)を購入!
まず、ストレージは256GBを選びました。iPadのストレージ選びにはいつも頭を抱えますが、これまで4台使ってきた経験上「64GBだと足らないし512GBは要らない」というのが自分なりの結論です。
iPad Pro 2018のサイズは11インチか12.9インチの2種類ですが、気軽に持ち運ぶことを重視して11インチを選びました。
11インチを選んだもうひとつの理由が、使っているカメラバッグ「INCASE DSLR」にそのまま入るという点。
12.9インチを購入した場合、この愛用しているバッグから見直す必要があったので選択肢から外すことに。
ちなみにこのINCASE(インケース)はApple社公認ブランドで、デザインも良くて価格も高くないので大好き。
— macho@ブラックカードGET (@machoMacholog) 2018年12月1日
Smart Keyboardは好みではないが使いやすい
正直に言うと私はApple製品のキーボードは好みではありません。
ペチペチした軽い打感で打ちやすいし高速タイピングも問題ないけど、この手のキーボードは長時間のタイピングをすると非常に疲れてしまうんですよ。
長時間安定して打ち続けるならメカニカルキーボードや静電容量無接点方式のようなキーボードが良いと感じてますが、iPad Proと一緒に持ち歩くという点でいうなら圧倒的にSmartkeyboardに軍配が上がります。
タイピングこそ好みではないけど、Smart Keyboadに関しては特に不満はなく快適に使えているというのが現状の感想です。
また、Smartkeyboardは新しく改良された点もあり、
- 角度2段階調整
- 磁石で装着
- ケースカバーとして使える
と、使いやすさがかなり向上しました。
個人的にはそのままケースカバーとして使えるというのが気に入っていて、ケース選びに悩むことがないのが良かったですね。
作業するならこの角度、動画視聴するならこの角度と使い分けたりできるし、約2万円という高価格ではあるものの実際に使ってみるとその価値はアリなんじゃないかなと思っています。
11インチiPad Pro用Smart Keyboard Folio – 日本語
Apple Pencilは常に一緒に
新しいApple PencilはiPad Pro本体に磁石で取り付けられて、おまけに充電まで出来るという設計になりました。
その恩恵としてApple Pencilの定位置が決まり、常にiPad Proと共に行動するように。
自然とApple Pencilを使う機会も増え、「あっ、こんなに便利だったんだ」と気付かされることもありました。
iPad Pro 11はもはやノートPC
「市場の92%のノートPCよりも速い」とAppleが言う通り、画像・動画編集の処理速度も速くてストレス無く使うことが出来ています。
- A12X Bionic(パワフルでグラフィックスが速いチップ)
- Neural Engine搭載(毎秒5兆の演算処理、高度な機械学習)
Smart Keyboardと合わせて使えばほぼノートPCと同じように使えてしまっています。
差異を感じるのはマウスが使えないくらいでしょうかね。
「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り「iPad Pro使うならSmart Keyboard使え」の如く、慣れれば不自由なく使えるものですね。
ちなみにiPad Proの重さは468g。
Smart Keyboard(296g)+ Apple Pencil(20.7g)を合計しても約760gという重さなので、同じサイズの軽量ノートPC(約1Kgが相場)に比べてかなり軽く感じます。
このサイズ、この重さ、ノートPCのように使える環境。
もう文句ないでしょ。
Face IDが便利過ぎて
iPad Pro2018の最も大きな進化のひとつがホームボタンが廃止されFace IDが採用されたこと。
縦画面でも横画面でもFace ID認証はほぼ完璧で、まったくストレス無く使うことができています。
ロック解除、アプリログイン、支払いに至るまで、いよいよ顔認証が当たり前になってきたんだなと実感してますね。
どこでも作業できる安心感
実家に帰った時も隙間時間にiPad Pro。
マッサージチェアに乗りながらブログ執筆するとは思ってませんでしたね。笑
ノートPCだと起動とログインが面倒で作業したくない気持ちになってしまうんですが、iPadならFace IDログインで即作業できるのでやる気が出るんですよ。
面倒くさがりな私をやる気にさせてくれるのがiPad Pro。
【カメラ】iPad Proとα7ⅢはUSB-Cで接続できて最高
愛用しているミラーレス機「α7Ⅲ」で撮影した画像を、USB-Cケーブル1本でiPad Proに取り込めるのは本当に便利。
接続すればカメラ内のデータが写真フォルダに表示されるので、取り込みたい画像をピックアップするだけ。
しかもα7ⅢのUSB-Cケーブル差し込み口は下から2番目にあり、カバーと干渉しなくて差し込みやすいんですよ。
このおかげでテレビを見ながらLightroomやPhotoshopで編集したり、Apple Pencilで画像に注釈を入れたりして楽しんでいます。高スペックタブレットなので、これら編集ソフトが動かないということもあり得えませんね。
今までならPCの前で黙々と画像編集してましたが、かなりフランクに作業できているのが自分の中で大きな変化となっています。
α7Ⅲも最高、iPad Proも最高。
さいごに:iPad Pro11インチを使って思ったこと
これまでiPadを購入すると必ず「ケースやカバーは何を使おうか?」「Apple Pencilはどう持ち歩こうか?」など、買ってから考えるべきことが多かったんですが、新しいiPad ProはSmart Keyboard+Apple Pencilがあれば他に買う商品に悩むことなく使えるのがいいですね
別途購入したのは保護フィルム「MS factory iPad Pro 11 2018」くらい。
タブレットは場所を問わずに“どこでも使えるのがメリットですが、iPad Proは“どこでも使いたくなる”ようなツールだと実感してます。
キーボード合わせて760gとバッグに入れても大きな負担にならないし、ちょっとした隙間時間に仕事が進められるのは本当に快適。
気がつけば買ったその日から毎日使っています。
その他、Appel製品に関するレビュー記事です。