大人気の格安万年筆「PILOT カクノ」をカスタマイズするパーツ「スマートクリップ(SMART-CLIP) Ver 02」を購入しました。
カクノは手軽に使える普段使いの万年筆として超有能選手ですが、「クリップがない」ことが唯一の不満。
クリップがないと、万年筆を収納するロールペンケースや、バッグのペン収納部にも挿すことができません。
安いのにすごく書きやすいカクノもこれはもったいない。
そんなクリップを解決するのがこの商品。
UNUS PRODUCT SERVICEというプロダクトレーベルから発売されている社外パーツです。カクノのキャップをこのクリップに交換できちゃうという面白い商品。ちなみに同社は文具系のカスタマイズパーツを色々と展開していて面白いブランドだと思います。
で、カクノをこのスマートクリップに差し替えるとこんな感じに↓
キャップを買えるだけでかなり印象が変わりました!
こうした万年筆のカスタマイズパーツがあるのは面白いですね。
では、スマートクリップ Ver 02 を使ってみた感触をレビューしてみたいと思います。
カクノ「純正キャップ」と「スマートクリップ」の違い
まず、両者はこんな違いがあります。
純正キャップ | スマートクリップ ver 02 |
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見た目、質感が全く違うのはもちろんですが、商品名にもある通りクリップの有無が大きな違いです
カクノの良さってキャップのカラー展開の豊富さが特徴ですが、スマートクリップは2色展開のみとなっています。
なので、カクノのキャップ色がかわいいと思っている人には向かないかもしれないが、様々なカラーキャップを集めている人なら、ついでにスマートクリップも揃えたくなるかも。
スマートクリップを装着すると、チープなカクノの印象も絶妙に高級感が出ますね。
個人的には全然アリ。
まぁ、この商品は見た目重視というより、クリップがあるという機能面重視で考えたほうが良いですかね。
格安万年筆がクリップ挿しできるのは便利
クリップがあるとポケットやバッグのペン収納部に挿せるのがメリットですね。
あとデスクでペンが転がりにくくなるのも利点。カクノのキャップは回転防止の突起が付いているけど。
僕がメインで使っているロールペンケース「ペンサンブル」も、クリップがないと取り出しにくくて使い物にならないんですが、スマートクリップを使えば収納が可能になります。
高級万年筆には無駄なキズを付けたくないので、保護を目的としたペンケースを選ぶようにしています。そこで私が使っているのはPILOTの「ペンサンブル(Pensemble)」という本革ロールペンケース。とにかく触り心地が良くて使い[…]
可愛いと評判のペン先の“笑顔マーク” のカクノ。透明軸はベロが出ているという遊びココロも。
この可愛いペン先が気に入ってカクノを愛用している人も多いと思います。
詳しくはコチラの記事で紹介。
カジュアル万年筆を代表する商品として「PILOT カクノ」を挙げることができますが、もはや“コスパ最強”と断言してもいい万年筆と断言できるほどのペン。万年筆は気軽に買えないと認識している人が多いが、“カクノは1,000円で買える万年[…]
カクノを使う楽しみが増えた!
キャップを変えただけで高級感が出たカクノ。
とは言え、僕がカクノを好きな理由のひとつがコンバーター「CON-70」の使いやすさです。
プッシュ式/1.1ml 大容量タンクで、回転式よりもスピーディかつ確実にインクを吸引できるのが魅力です。
インク沼の人は是非試してもらいたいコンバーターです。これに慣れると「万年筆で手軽にインク補充できるんだなー」って実感できますよ。
コスパ最強と言っても間違いないカジュアル万年筆「カクノ」。前回はカクノの特徴や付属のカートリッジインキを使って使用レビューをお届けしたが、今回はコンバーターを使って好きなインクを使えるようにセットしてみたいと思います。[bl[…]
こうした点から、カクノは手軽に使える格安万年筆として利用頻度が高いんですが、クリップが付いたことで持ち運ぶ機会も増えました。
カクノは良い万年筆。
スマートクリップがあるとより便利に。
そんな印象を持ちました。
ということでカクノのカスタマイズパーツ「スマートクリップ ver 02」をレビューしてみました。
カクノを使ってみたい人や、すでにカクノを使ってるという人はぜひ試してもらたいアイテムです。
手軽に万年筆を楽しみたいなら、低価格で買える国産万年筆がおすすめです。「万年筆=高級」というイメージがつきものですが、1,000円以下の万年筆でも基本的な構造はしっかりしており、実際に手にしてみると価格以上に書きやすいと感じることが[…]