ロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM1917)はモレスキンを超えるノートだった

ロイヒトトゥルム(LEUCHTTURM1917)というノート。

どうせモレスキンの模倣品だろう?

と、“勝手な思い込みによる勘違い”をしていました。

先日、ちょっとしたきっかけでロイヒトトゥルムを一冊買ってみたんですが「モレスキンよりいいんじゃない・・・?」と拍子抜けしてしまうほど素晴らしいノートでした。

  • 高級感のあるカバー
  • 万年筆でも裏抜けしない上質紙
  • 豊富なカラーラインナップ
  • ノンブル(ページ数)付き

もしかしたらモレスキンを使わなくなるかも・・・というほど自分に合ってるかもしれない。

文房具好きの人なら「ロイヒトトゥルム=バレットジャーナル」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、私は普通のノートとして使う予定。

そんなロイヒトトゥルム1917(A6サイズ)の中身などをチェックしてみようと思います。

MACHOLOG

伝説のノート、Moleskine。 「伝説」と言われる所以は、ゴッホやピカソ、ヘ […]…

 

ドイツのノート「ロイヒトトゥルム1917」を使ってみた!

こちらがドイツ生まれの高級ノート「ロイヒトトゥルム1917」。

購入したのはA6サイズ、方眼です。

カッコいい紙帯が印象的なので、書店や文具店で見かけた事がある方も多いと思います。

背面には「LEUCHTTURM1917」の刻印が施されていて、見た目も高級感があって美しいですね。

ゴムバンドで留める仕様もモレスキンそっくりですが、製本技術はロイヒトトゥルムのほうが良く出来ているように感じます。一つ一つが丁寧に作られている印象を受けますね。

 

ロイヒトトゥルムの中身をチェック!

ノートを開くと冒頭3ページがインデックス用として使えます。

後述しますが、各ページにはノンブル(ページ数)が振ってあるので目次を作ることができるのが特徴ですね。

それぞれドイツ語・英語・フランス語で書かれているようです。

  • Inhalt・Content・Contenu → 内容、目次、コンテンツ
  • Seiten・Pages → ページ
  • Thema・Topic・Sujet → テーマ・トピック・話題

 

日付スペース/ノンブル付き

A6サイズは通常ページが185ページ。

各ページには上部に日付スペースがあり、概要を書いたりするのにも使えそう。

  • Dutum・Date → 日付

 

下部にはノンブル(ページ数)が書かれています。

Bullet Journal(バレットジャーナル)ユーザーがロイヒトトゥルムを愛用しているのは、ページ番号とインデックスが付いているためですね。

 

5mm方眼が使いやすい

個人的に最も使いやすいと感じている5mm方眼罫。

モレスキンと同じ方眼サイズなので、ロイヒトトゥルムに切り替えても今までと同じ感覚で使えるのがいいですね。

ちなみに、罫線/方眼/無地/ドットの4種類がラインナップされています。

 

柄違いのしおり紐2本

意外と便利なのが柄違いの2本のしおりが付いているという点。

ビジネス用ならメモページ+議事録ページと分類したり、デイリーログ+To Doリストなんかに分けて使うのもいいかと思います。

 

ポケット付き

巻末にちょっとしたモノを収納できるポケットが付いています。

これはモレスキンと全く同じ仕様で、紙というか布っぽい生地を使っているのも同じですね。

ちなみにコチラがモレスキンのポケット↓。色が違うだけ。

 

モレスキン(ポケット)とロイヒトトゥルム(A6)の大きさの違い

せっかくなのでモレスキンのポケットサイズと比較してみたところ、ロイヒトトゥルムA6サイズのほうがややサイズが大きいようでした。

手に取った感触としてはほぼ一緒なので、感覚的には違いは感じません。

サイズラインナップはA7〜A4+まで幅広く展開されており、大きく分類して「MASTER/MEDIUM/POCKET」の3種類に分けられます。

  • MASTER:A4サイズ相当
  • MEDIUM:A5サイズ相当
  • POCKET:A6サイズ相当

バレットジャーナルユーザーはA5サイズがいいみたいですね。専用ノートも売られているようです。

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万年筆が裏抜けしないのが一番のメリット!

モレスキンの最大の欠点は「万年筆で書くと裏抜けしてしまう」という点でした。また、製造元・時期?によって品質が安定しないなど何かと欠点を抱えているのも事実。

モレスキンは好きだけど欠点を含めて愛用していた。

というのがこれまでのこと。

そんな欠点を解決しているのがロイヒトトゥルム。

 

実際に万年筆の裏抜けをチェックしてみました。

 

何種類かの万年筆やペンを試し書きしてみた結果、ほとんど裏抜けしませんでした。

国内で最も人気の高いインクと言ってもいいPILOT 色彩雫」だけはインクだまりがある箇所が裏抜けしてしまいましたが、色によっては抜けないという感じですね。

どちらにせよ、裏抜けに関してはモレスキンより全然いい!という結果になりました。

 

ロイヒトトゥルムの説明書には上質紙の条件でもある以下の2点が記載。

  • Ink Proof Paper(インク耐性紙)
  • Acid Free Paper(アシッドフリーペーパー)

万年筆インクに強く、酸(Acid)が入っていない無酸紙を使っているため黄ばんだり劣化したりしないのがロイヒトトゥルムということですね。

100年くらいは余裕で持つ紙なんだとか。

 

ロイヒトトゥルムが自分に合っているかも

ロイヒトトゥルムを愛用しそう。

モレスキンのようなスタイルのノートを万年筆でガンガン書けるというのはかなり嬉しい。

ノートを使うのにペンを選ばないといけないのは万年筆ユーザーにとって苦痛なことですが、ほとんどの万年筆が使えるロイヒトトゥルム1917なら不安なく文字を書くことができますね。

カラーラインナップも豊富なので、思わずいろんなカラーを集めてしまいそうです。

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Start the new year as colorful as possible! What’s your #Leuchtturm1917 color for 2019?

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ということで、ロイヒトトゥルム1917をデビューしたので記事にしてみましたが、まだ使ったことがない方にとって参考になりましたでしょうか。私のようなモレスキンユーザーはぜひチェックしてもらいたいノートだと思います!

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