1959年発売のロングセラー、コクヨの測量野帳。フィールドノートとして多くの人に愛される有名なノートですが、その測量野帳の手帳版を紹介。
販売しているのはコクヨのデザイン文具ブランド「trystrams(トライストラムス)」で、「trystrams linklet 手帳2019 野帳」という名称でラインナップされています。
カラーラインナップは「ブルー/ブラック/ネイビー/グリーン」の4色からグリーンをチョイス。
今まで使ったことがなかった手帳ですが、ちょうど手に入れる機会があったのでその中身をレビューしてみようと思います。
とにかくシンプル!月間ブロックのみの測量野帳手帳ポケット
測量野帳手帳は1ヶ月のスケジュールを一覧で把握できるだけで良い、という方にとってはベストな手帳だと思いました。
寸法は160×91mmと新書よりも一回り小さいサイズ。一般的にスリムとか縦長と呼ばれるサイズです。
月間スケジュールに特化したページ構成で無駄なページが一切ない!というかなりミニマルな手帳となっています。
ではその中身を見てみます。
最初は年間ページ。2019年ー2020年が見開きで見れます。
その次にはもう月間ページが始まります。手帳の冒頭にある余計なページが嫌いという方にはオススメしたい手帳かも。
この月間ブロックページが1〜12月まで続きます。
- 祝日は日本仕様(背景ライトブルー)
- ビジネスに便利な月曜始まり
- 朔望(月の満ち欠け)入り
- 和歴なし
- 罫の色は測量野帳と同じくライトブルー
月間ページが終わるとメモ帳ページ。このページのみです。
最後に個人情報ページで終わり。
とにかくシンプル!スケジュール管理は月間ブロックのみでOKという方にはかなりいい手帳だと思いました。
いくつかラインナップが展開されていますが、今レビューしているのはこちらの商品です。一番人気があるタイプですね。
薄くて軽い!カバンにもポケットにも
この測量野帳手帳は6mmの薄さで重さは60gと超ミニマルな仕様。
小さなカバンでも場所を取らずにスッポリと収めることができます。サイドポケットに入ってしまうほどの薄さなので、持ち運びを考えたらこれ以上ベストなサイズはないでしょう。
ここ数年、ほぼ日手帳やEDiTに代表されるような1日1ページのダイアリーが人気となっていますが、持ち運ぶには重たいという理由から手帳の2冊使いをする人が増えているんだとか。
- 外出時・・・シンプルなスケジュール帳
- 自宅・・・ダイアリー手帳
月間ブロックのみの構成で無駄なページが一切ないこの手帳は、サブの手帳としても活用度が高い気がします。
ハードカバーだから立ったままでも書ける
ノートが硬いハードカバーに覆われているため、立ったままでも文字を書くことができるのも特徴のひとつ。測量野帳を使う最大の魅力はこれでしょう。
ソフトカバーも展開していますが、どうせならハードカバーがいいと思います。
また専用のカバーも展開しています。楽天市場には本革 測量野帳カバーなどもあり、自分だけのこだわりを持つと手帳を使う楽しみが増えるのではないでしょうか。
「100人、100の野帳」が面白い
コクヨの公式 ONLINE SHOPに「100人、100の野帳」というスペシャルコンテンツがあり、投稿式で様々な野帳の使い方が見れます。手帳とは少し異なりますが、測量野帳の使い方の参考になるんじゃないかなと思うので、興味がある人はチェックしてみて下さい。
>> 100人100の野帳特集
「trystrams linklet 手帳2019 野帳」ラインナップ一覧
さいごに測量野帳手帳2019のラインナップをまとめます。
ハードカバー(4色) | ソフトカバー | |
ポケット(月間ブロック) | ○ ←レビュー | ○ |
A6(週間バーチカル) | ○ | ○ |
A5(週間レフト) | ○ | ○ |
今回レビューしたのは、ポケットサイズのハードカバーです。シンプルに月間ページのみで管理したいという方にはかなりオススメできるの手帳なのではないかと思いました。