iMacを使ってみて、これは使いづらいなと思ったのが背面のUSBポート。
美しさを求めるとこのデザインになるのは理解できる反面、背面にあるだけに使いづらい!
そこでiMacの美しさをキープしたままより使いやすい前面ポートとして使えるのが「Satechi Type-C クランプハブ Pro」という商品。
Satechiと言えば米国カリフォルニア(サンディエゴ)に本社を構え、Appleユーザーにはご存知のメーカーかと思います。
そんなSatechiのUSBハブをiMacに取り付けてみたら本当に便利だったので、取り付け方などを含めて紹介したいと思います。
超便利なUSBハブ「Satechi アルミニウム USB-C クランクハブ PEO」を使ってみた!
こちらが本体。艶消しアルミニウム仕上げで、iMacと完全に同じカラーリングとなっています。
iMacの下部に取り付けることで、前面でUSBケーブル類の差し込みができるようになるという便利ツール。
各種差込口は以下の通り。
- type-C ポート
- USB 3.0 ポート × 3
- SDカード/MicroSDカードリーダー
USBポート類が背面+前面の両方にできることで、よく使うものは前面で接続、繋ぎっぱなしでいいものは背面で接続、などの使い分けができるのがとても便利。
同時に背面ポートでのケーブル取り付け・取り外しをする機会がほぼ無くなるので、iMac本体を傷つけることも無くなると思います。
「Satechi Type-C クランプハブ Pro」の対応機種は以下の通りです。
対応機種
- iMac Pro(2017)
- iMac Retina 5K(27インチ)
- iMac Retina 4K(27インチ)
iMac 2015以前のモデルはtype-C接続ができないため、別途「USB-C 変換アダプタ」を使うことで解決できます。
取り付け方は簡単
本体には回転する調整ノブがついており、これを回すことでクランクハブが動く仕組みになっています。
このハブが一直線になるよう水平にした状態まで回し、iMacの下部にあるスリットに挿し込みます。
本体を差し込んだら再び調整ノブを回し、ハブを広げることでしっかりと固定されるという仕組みになっています。
実際に取り付けてみると驚くほど自然にiMac本体に馴染みました。まったく落ちる様子もなく完全に固定されています。
あとはiMacとケーブルを接続すれば使えるようになります。
接続はUSB Type-C
本体とiMacの接続はUSB-C、いわゆるType-Cと呼ばれる新しいUSB規格のひとつを使いますが、今後はこのタイプがUSBケーブルの主流になっていくとも言われています。
参考 USB Type-C ってなに?
差し込み口がシンメトリーになっているため上下どちらからでも挿せ、高速データ通信はもちろん、Type-C一本ですべてのデバイスが接続できるようになるとうとても便利なケーブルです。
Type-CケーブルをiMacのThunderbolt 3ポートに接続するだけで接続は完了。
15cmと短いシールドケーブルのために配線がゴチャつくことなくスッキリ。
本体側のLEDランプ点灯を確認して完了です。
これで前面でもUSBポートを使うことができるようになりました!
SDカードの差し込みは特に便利!
これでiMacのUSBポート類の使い勝手が抜群に進化しましたが、個人的にはSDカードがこの位置で読み込みできるというのがとても便利だと思っています。
iPhoneなどで撮影した写真は瞬時にiMacで同期することが可能ですが、一眼レフで撮影したデータはそうとは限らず、今ではWi-Fiを使ってPCやスマホに写真を取り込むのが一般的と思われているが、実はこの方法にメリットは少ないと感じています。
それはWi-Fiを使っての画像・データの取り込みなどは想像以上に時間がかかるため、SDカードで直接取り込んだほうがスピーディに作業が行えると感じているからです。
そこで「Satechi Type-C クランプハブ Pro」を使えば、ディスプレイ前面でSDカードリーダーの抜き差しができるので超絶便利。
限りなくシンプルなデザインでSDカードを取り込める環境に満足しています。
さいごに
iMacを使っていく上で、出来る限りUSBポート類周りには傷をつけたくないと考えていました。傷がついてしまえばiMacの価値(売り値) も下がってしまうし、できれば最初からこのようなツールを使うのがベストですよね。
その点、数あるUSBハブの中でも「使い勝手・デザイン性」を含めて限りなく理想に近いUSBハブだと思います。
正規販売元 Satechi Japanでは18か月の長期保証が付いているので、今後も安心して使っていこうと思っています。
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