注文住宅で後悔しているポイントは?小さいけどストレスは大!赤裸々に語ってみる

注文住宅に住み始めて5年が経ちました。

某ハウスメーカーで建てた我が家ですが、設計士と夫婦のアイディアをふんだんに盛り込んだ注文住宅は、間取りから住宅設備までほぼ後悔なく快適に生活できています。

それでも、完璧ではありません。

子供の成長と共に、「あーー!やっぱこうしておけば良かった!」ってポイントが見えてくるものです。

ほとんどは小さなストレスですが、積み重なることで大きなストレスになることも。

 

注文住宅で後悔している点を赤裸々にお話してみようと思います。

これから住宅の購入を検討している方は、ぜひ活用してもらって理想の家づくりを目指して下さい。

注文住宅で後悔している小さなポイント

1.コンセントをもっと付けておけばよかった

我が家は建坪37(約127㎡)の大きさで、コンセントは室内、室外合わせて合計40ヶ所くらいあります。

一般的な数よりも、やや多めに設計したらしい(メーカー担当者談)。

それでも!

ここにもコンセントがあれば便利だったな・・・」と悔いる場所があります。

 

コンセントは生活家電や季節家電を使うのに節約不可欠だし、想定外に必要な時も多々あるんですよ。

特に季節家電は、実際に住んでみないと分からないことがあります。

  • 風通しが悪くて微妙に暑い
  • 年中通して熱気がこもる場所がある
  • 冬場、異様に寒い場所がある

などなど、全館空調にしてない我が家は、室内温度の調整を換気・エアコン・季節家電のいずれかで対応しています。

まぁ、ほとんどの家がそうだと思いますが。

 

そんな季節家電を使いたい時、その場所にコンセントがないと延長コードを使うことになります。

LDKが延長コードだらけだったら嫌ですよね。我が家はすでに使ってるけど・・・。

 

これから注文住宅を建てる人なら、延長コードを使わずに快適に暮らしたいと思っているハズ。

だから「コンセント無駄に多く付けたほうがいいよ!」と強くアドバイスしたいです。

コンセントなんていくら設置しても目立たないので、ひとつの壁に1コンセントくらいあってもいいと思います。

 

ちなみに、一般的な2口コンセントだと1個 1,850円

なので、想定より+10個くらい付けても住宅価格から見れば大したことありません。

見積書はこんな感じ↓。テレビコンセントや情報コンセント(LAN付き)などは高いですね。

 

コンセントの有無はその後のライフスタイルに大きく影響します。

なので、想定以上に設計しておくことをオススメします。

 

2.窓は右側を開ける生活動線にすれば虫除け対策になった

これはほとんどの人が盲点だと思います。

というか、ここまで考えて家の設計をしたらプロ中のプロと言えるんじゃないかな。

網戸してるのに、家の中に蚊が入ってることってありますよね。

あの原因は左側の窓を開けてるからなんですよ。

知ってました?

僕は知りませんでした。↓↓↓

 

つまり、左の窓を開けて生活する動線にしてると網戸と窓の間に隙間ができてしまい、いくら網戸をしてても虫は部屋の中に入ってくるみたいなんです。

これが原因だったか!と分かった時は衝撃を受けましたね。

網戸をした状態で右側の窓を開ける生活動線にしたほうが虫除け対策になります。

 

我が家はリビングから庭に出る時や、寝室からベランダへ出る時、左側の窓を開ける動線になってます。

結果的に家の換気をする時は、左側の窓を開けてしまっていたんですよね。

これを右側にしておけば、より虫除け対策ができる家になっていたかもしれません。

 

3.洗濯物を保管・畳むための家事室があれば最高だった

普段、洗濯物は寝室のベッドで畳んでます。

それ自体は問題ないんだけど、洗った洗濯物を保管できる場所があればよかったと思います。

というか、洗濯するたびにそう思います。笑

 

洗濯物取り込んだけど、畳むのはしたくない・・って日あるじゃないすか。

1畳でもいいから家事室があれば便利だったなって感じますね。

その1畳を設計するのが難しいんだけどね・・・。設計士に頼んでおけばよかった。

もしかしたら、部屋の間取りをうまく工夫すれば1畳くらいのスペースは作れたかもしれない。

間取り計画の当初から、家事室を作るなんて発想がなかったのが問題ですね。もっと普段の生活に必要なことを想定しておくべきでした。

 

どうしても注文住宅って、外観やLDKの見た目、庭の美しさなどに目がいってしまいがちですよね。

ここ数年、僕はほぼ主夫状態(仕事してるよw)なので、これまでの経験から「今なら微妙に違う間取りにするだろうな」って思います。

 

やっぱりね「毎日の作業に関することにお金を掛けるべき」と強く言いたい。

まぁ、こうした経験が、家は3回建てて理想になるって言われる所以なんでしょうね。

 

4.階段窓に庇(ひさし)をつければよかった

これは雨の日の問題です。

我が家は陸屋根(フラット屋根)なので、屋根に庇がありません。(↓ベランダやテラスに庇はあるけど)

 

庇がない窓は「横すべり出し窓」を使うことで雨をしのげます。

窓自体が屋根の代わりになるので、雨天時に窓を開けてても台風じゃない限りは雨が入ってきません。

外から見るとこんな感じ。

 

が、階段の大きな窓は普通の「引き違い窓」です。

換気を考えたらこの窓が最高なんですが・・・開けっ放しにしておくと雨天時に雨が入ってきます

そりゃ庇がないんだからしょうがない。

外から見るとこんな感じ。モロですね。

階段の窓は、上下階の空気を循環させたり、夏場の熱気を放出するのにとても重要ですが、庇がないと雨の日に窓を開けられません。

晴天だったから窓を開けっ放しにしてたら、急なにわか雨で階段がビチョビチョになってしまった・・・なんてことを何度か経験してます。

窓ってどうしても防犯面が気になってしまいがちですが、庇と雨の関係もしっかりと考えておいたほうがいいですね。

特に陸屋根にする人は気をつけたほうがいい。

 

とは言え、5年経っても満足してる

家の購入はいろいろな選択肢があります。

僕の場合はこう。

  • マンション or 戸建て → 戸建かな
  • 注文住宅 or 建売 → 注文住宅かな

注文住宅にしようと思ったのは、自由な間取り、住宅部材のこだわり、庭を使った暮らし、広い駐車場など、注文住宅にしかできないことを重視したから。

時間をかけて十分満足できる家づくりが出来たのは事実です。

それでも、5年も住んでいれば小さなミスって何かと見つかるものです。

こうしたミスを防ぐためには以下のことが大切だと思います。

  • 信頼できる住宅メーカー、工務店に依頼する
  • 経験豊富な営業マンと出会う
  • 暮らしを理解している設計士に依頼する

注文住宅はどの住宅メーカーに依頼するか?が本当に重要です。

営業マン・設計士の質から、大工さんの技術力まで、気にしなければならないことが山積みですからね。

今回紹介した後悔するポイントは、ハッキリ言ってどれも許せる範囲のレベルです。

僕も7社くらいの住宅のメーカーと打ち合わせしましたが、各社のかなり細かいところをしっかりと比較したからこそ、満足できる家づくりができたんだと思います。

こらから注文住宅を検討している方は、こうした後悔が起こらないよう、しっかりと住宅メーカー選びをしてください。

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