【DIY】老犬が絶対に滑らないフローリングに!「サンゲツ タイルカーペットNT350」を施工しました

2頭の愛犬(12歳)がいよいよシニア犬らしい病気を抱えていて、フローリング生活がかなり厳しくなってきてしまいました。

足腰の力がないからフローリングだと滑ってしまうんですよね・・・。

心臓病、クッシング、肺水腫と、それぞれの犬たちも大きな病気を抱えて通院生活を送っています。

毎月の薬代(6万円弱・・)もバカにならないし、3歳で辞めたペット保険も今となっては加入し続けていたほうがお得だったかもしれない。

 

病気は薬で何とかなってますが、日々の暮らしのなかで最も気がかりなのは

フローリングだと滑って歩けなくなってきてる

ということ。

 

我が家は一般的なフローリングにガラスコーティングを施工しているため、犬のためのフローリングではありません。

家を建てた当時はそれでも元気に走り回っていたが、今ではこの床では歩くことが困難になっています。

 

そこで“老犬が絶対に滑らない床”を作るべくタイルカーペットを自分で貼ることにしました。

 

サンゲツ「タイルカーペットNT350」を購入

タイルカーペットを一般住宅に使うとオフィスっぽくなるんじゃないかと不安だったが、貼ってみると全然そんなことなくて良かった。

むしろ見た目はフローリングよりいいかも。

フローリングの時はこんな感じだった

 

タイルカーペットだとスリッパなしで快適に歩けるし素足で歩くのも気持ちいい。

何より犬たちがまったく滑ることなく歩ける環境になったことが嬉しいです。

 

購入したのはサンゲツのタイルカーペットNT350シリーズの「NT369」というカラー。

内装くらぶ」という楽天市場の店舗で購入しましたが、発送も早くて翌日〜翌々日には商品が届いたので、足りなかった分も安心して追加購入しました。

他の楽天市場店舗やAmazonでも購入可能のようですが、上記の店舗でちゃんとした商品が届いているのでオススメしておきます。

ちなみに我が家はLDKすべてに敷き詰めたので、最終的に133枚(4〜5万円くらい?)購入しました。笑

それでも業者に頼むより圧倒的に安かった!

 

市松貼りで1枚づつ貼っていく

施工は50cm四方のマットをフローリングの上に並べていくだけですが、市松貼りという縦目と横目を交互に貼ることで継ぎ目が目立たなくなります。

 

最初はこっちのほうが継ぎ目が目立つんじゃない?って思ったけど確かに市松貼りは目立たない。

こんな風に継ぎ目が分かりにくい。

 

施工は、部屋の中で壁の辺が一番長い場所から貼っていき、なるべくカットしなくていいように作業を進めましたが、やっぱり隅まで綺麗に貼るにはカットが必要になってきます。

 

ちょっと複雑な場所は少し頭を使うかもしれません。裏面からカットするから頭使うんですよ。

カットに失敗することも考えて多めに買っておくのは必須かも。僕も2枚ほどミスをしてしまいました。

 

必要な道具は「カッター、カッターマット、定規」。これに加えて「ハサミ」があると便利でした。

DIY施工に必要な道具はこれだけでOK。

ハサミがあると便利なのは、カッターでカットした際にカーペットの糸がほつれることがあるので、そんな時にサクッと切るためです。

 

どれくらい買えばいい?

これがカラー選びの次に悩むとこでしょうか。

参考までに20枚セットで購入すると5㎡貼れる計算になります。

画像作りました ↓

いや、そもそも家の大きさが分からない・・・という方は40枚くらい買ってから追加購入していくのがいいんじゃないかと。

ちなみにシングルベッドの大きさが約2㎡くらいなので参考までに。

 

厚さ6.2mmが絶妙にいい

この6.2mmという厚さも気に入っていて、クッション性は問題ないし薄っぺらい安物感もありません。

何より施工(カット)しやすいんですよ。これ以上分厚い記事だったらカットが大変だったかも。

 

裏面はゴムになっているので滑りにくいようになっています。

ただ、完璧な滑り止めではありません。

基本的には部屋の端から端まで敷き詰めることで、タイルカーペットを動かない状態にするのが良いと思います。

例えば「ソファー周りだけカーペットを敷きたい」という場合、一番端のタイルカーペットはズレてしまうかもしれないなので、タイルカーペットは部屋の両端まで敷き詰めるのがいいと思います。

 

犬が全然滑らない床に!

いや、タイルカーペットは本当に凄い!

まったく足が滑らないですね。犬がちょっと走るようなことがあっても滑らないのですごく安心です。

もう文句なし。

犬の足滑りでお困りの方はタイルカーペットが絶対オススメ。

 

おしっこしちゃったらマットを洗うだけ

老犬になるとおしっこのコントロールが出来なくなってしまうんですよ。もしくは歩くのが遅くてトイレまで間に合わないとか。

上記の画像は実際にタイルカーペットの上におしっこをしてしまい、その部分だけ洗っているから取り外されている状態。

久々のフローリングが冷たくて気持ちいいのかな?

 

タイルカーペットにおしっこをしてしまったら水洗いするのがいいと思いますが、かなり撥水性もあるので、すぐにトイレシーツを被せて吸収すればギリいけるかも?という気もしました。

撥水力を水で試した結果がコチラ。

染み込んでしまっても裏面のゴムが床まで染みるのを防いでくれますが、カーペットの継ぎ目に入ってしまうと裏まで染みてしまいます。

まぁ洗剤で水洗いすればOKだけど。

 

水洗いしない場合は消臭スプレーが必須ですがニオイを分解する系の「カンファペット」のような商品があると便利。

我が家はすでに切らしてるのでまた買おうかな。

 

掃除が変わった

タイルカーペットだとペット用ダイソン「V7 Animalpro」の吸引力が超気持ちいい。

もう根こそぎ犬の毛やホコリを吸引しているという感じです。

フローリングよりも犬の毛が目立たなくなっているので、なんとなく掃除の頻度が落ちているような気も・・・。

 

あと、僕が愛してやまない水吹き掃除ロボ「ブラーバ」が使えなくなったのがちょっと寂しい。

しばらくは2階の子ども部屋や寝室で使う予定。

床が変わると何かと生活が変わるものですね。想定してなかった。

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さいごに

フローリング生活はとても快適だったけど、タイルカーペットにして犬たちが生活しやすくなったのは間違いありません。

しかも思った以上に部屋に馴染んでくれたし、意外にもフローリングより気に入っているかも。笑

安っぽいクッションマットじゃなくて高級感のあるタイルカーペットにして良かったと思います。

 

サンゲツのタイルカーペットはカラー展開が豊富なので色選びが難しかったけど、今回購入した「NT369」というカラーはいい感じにシックな色味でよかった。オフィス感もなくていい感じの色だと思います。

 

業者に頼むより圧倒的に安かったのでタイルカーペットはDIYすることをオススメします!

 購入した店舗

 

 DIY施工に必要なモノ