注文住宅を購入する時、「子供はどれくらい家を傷付けるのか?」というのは気になるもの。
設計当時、私にも小さな子供がいたので「傷はしょうがないけどやっぱり気になる」と思っていました。
子供が傷をつけそうな場所は「壁かフローリング」ですよね。
壁であれば壁紙の張替えをすれば何とか修復できるものの、フローリングに大きな傷などが入った場合は簡単に修繕はできません。
フローリングの色や雰囲気は部屋の印象をガラっと変えてしまうし、施工面積が大きいだけあって価格差も凄く大きい。
また多様な素材とラインナップもあって、1㎡の単価がちょっとの価格差でも金額が大きく変わってしまいます。
フローリング選びって意外と迷うんですよ。(こだわると・・)
「よし!ちょっと奮発してこの素敵なフローリングにしよう!」
と思っても
「子供がこの床をどれくらい傷をつけるんだろう・・・」
と常に心配になっていました。
しょうがないんだけど。
そこで我が家が施工したのが「ガラスコーティング」。
フロアコーティングの種類の中でも”かなり良いほう”と言われるコーティングです。
注文住宅に住み始めて3年経ち、現時点で6歳の娘と3歳の息子がいる我が家の床の傷つき具合を公開してみようと思います。
これから住宅を購入する方は、床材選びやコーティング選びの参考にしてもらえたらなと思います!
床をガラスコーリングしても子供と暮らすと傷だらけになる?
A. ほとんど傷はついていない
我が家の床材は一般的な「合板床」で、その上に「ガラスコーティング」を施工しています。
10~15年は余裕と言われるガラスコーティングのおかげで、ざっと見渡す限りはまだまだキレイな状態です。
ただし、所々小さな傷は出来ています。
そのほとんどは硬いモノを落としたりすることで傷が付いている感じですね。
例えばこのような小さな傷。
これだけ見ると「ほんのチョットじゃん!」って思いますが、リビングだけでも数ヶ所はあるんじゃないかなと。
これらの小さな傷は硬くて重いモノを落としたりする衝撃で付いたもので、生活している中では全く気にならないレベルの傷です。
ガラスコーティングをしたおかげなのか分かりませんが、子供がおもちゃで床をガンガン叩く程度なら全く傷が付かないという印象です。
コーティングってスゴイ。
意外とキッチンの床は傷がつく
キッチンの下にマットを引いている方が多いと思いますが、我が家はキッチンマットを敷いていません。
使わない主な理由は水拭きロボット掃除機「ブラーバ」を使っているため、キッチンもリビングも丸ごと水拭き掃除がしたいからというだけ。
その代償として皿・鍋・フライパン・包丁などを落とした場合、かなりの確率で床に傷がつきます。
「じゃあキッチンマット使えよ」って話ですが、マットを洗うのが面倒くさいんですよ。笑
ブラーバって何?っていう方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
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そんな理由からキッチンマットを使っていないので、床には何ヶ所か傷が付いています。
調理道具というのは硬くて傷が付きやすいモノばかりですね。←(落としてから気づく)
さすがのガラスコーティングも鍋が落ちたら耐えられないようです。
住宅を購入する場合、入居前にフロアコーティングをするかどうか選ぶことになります。これは注文住宅でも建売でもマンションでも、ほぼ必ず選ぶ選択肢の一つだと思います。
家財道具が一切入っていない入居前なら床の隅々までコーティングができるので絶対に営業マンからオススメされるんですよね。
フロアコーティングにはいくつか種類があるので、住宅メーカーにお願いするか、価格に納得いかなければ「施主支給」という形で、自分で見積もりを取ってみてリーズナブルに施工するという方法もあります。
気になるガラスコーティングの価格は?
我が家がハウスメーカーでお願いしたガラスコーティングの価格についてですが、ざっと20万円以上掛かりました。
決して安い金額ではないですよね。
なのでもっと安く施工したい場合は、「コーティングは階段まで」「2階はやらない」「トイレは不要」など、施工場所をよく選んでコーティングする面積を小さくすることもポイントだと思うので、業者と相談しながら進めるのが得策だと思います。
フローリングは選ぶことよりも「維持する」ことの方が難しい
入居当時はせっかく気に入ったフローリングを選んでガラスコーティングまでしたので、なるべくキレイな状態を維持できればいいな~と思っていました。
でもやっぱり傷は付くもの。
実際に生活してしまえば全く気にならないんですが、放っておけばどんどん汚れるし、子供と暮らせばさらに傷や汚れがつくのは当たり前のことだと思います。
私の場合、毎朝ダイソン(ダイソン公式オンラインストア)で掃除機をかけ、週に一回はブラーバで水拭き掃除をするように心がけています。
フローリングって掃除機だけじゃ全然汚れが取れないんですよ。
この「ダイソン+ブラーバ」の掃除ルーティーンのおかげで、床はかなり綺麗な方なんじゃないかなと思います。
これから新居の入居される方は、ブラーバだけは絶対に持っておいたほうがいいと思います。ボタン1つで家中の床を水拭き掃除してくれるので本当に便利です。
ダイソンに関してはこちらの記事を参考にしてみて下さい。(ペットと暮らしている方にオススメです)
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コーティングのメリットは傷から守るだけではなく、油分・水分などの汚れもサッと拭き取れるのもメリットの1つだと思います。
汚れが木材に染み込んでしまうのを防いでくれるので、目に見える汚れがつきにくいというのもポイントです。
さいごに
ということで、注文住宅にガラスコーティングをして3年間経った現状の床の状態を紹介しました。
コーティングしていることで、子供が床に大きな傷が付けるという事故は起きていません。
入居当時は心配でしたが、時間が経つにつれて傷や汚れに対しての心理的耐性も増しており、小さな傷であれば全く気にならなくなっているのも事実。
現状はフローリングはキレイな状態と言えるし、とても快適に過ごせています。
フロアをコーティングを施工するかどうか迷っている方も多いと思いますが、個人的にはコーティングは絶対にやるべきだと実感しています。
ただ、ちょっと料金が高い・・・。というのも事実。
色々と探してみると料金を比較できるサイトや、リーズナブルに施工できる会社もあるようなので、迷っている方は参考にしてみてください。
▼コーティングの仕上がりにこだわる方必見
ハウスメーカー・工務店選びはとても難しく、我が家も10以上の住宅メーカーから見積もりや間取り図を作ってもらいました。
そこで最も大変だったのがどのメーカーもこちらの予算を無視して見積もりを出してくるという点でした。
- A社:+500万オーバー
- B社:+300万オーバー
- C社:ほぼ予算どおりだが含まれていない諸経費が多々ある
など、こちらの予算に合わせた住宅プランを提案してもらえないため、各社の比較をするのが難しいのがとてもストレスでした。
予算を超えていても「◯◯様のご収入でしたら、月々の支払いは〇〇万円ですので十分に支払える額です」と言ったお金に関するライフプランを掲示されるなど、こちらの希望予算を重要視してもらえないのが住宅メーカーなのか・・・という印象を強く受けました。
一社一社回っていると同一価格で複数社の見積りはできないということが良く分かりました。
同一価格の見積もりならどの会社ならどんな家を建てられるのかが明確に分かるのに・・・と何度も考えていたことを思い出します。
そんな時に見つけたのが「タウンライフ家づくり」という住宅プランの見積もりサービス。
一度に複数社から「間取り図・見積もり・住宅プラン」の提案を受けることができ、選べる住宅メーカーはなんど全国600社以上。
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気に入った間取り図を組み合わせて、いいとこ取りをしながら理想の設計図を作ることもできるので、間取りでお悩みの方はなおさら利用したほうが良いと思います。
タウンライフは無料で利用できるサービスですので、こらから注文住宅を検討している方にはオススメしたいサービスです。